黄金週間顛末

季節は暑くもむろん寒くもなく強すぎない陽光は、辺りの色鮮やかな花々に注ぎ、
笑いほころび始めた山並みの若緑を照らす。そして持て余す程の休日、まさに黄
金週間に相応しい季節である。

小生も、１日だけ有休を使い、７連休として、ぶらり一人旅を始め、様々な計画
を立てた。
ところが、世の中それほど甘くはなく、連休初日に妻が風邪で３日ほど寝込んで
しまい、看病ならびに家事炊事を追われることとなり、計画はあえなく頓挫とな
った。

そしてこともあろうに妻が復活したとたん、引き継ぐように小生が風邪でダウン。
久しぶりに３８度近い発熱で、二日程床に伏せることになってしまい、何ともと
んだ黄金週間になってしまった。
それでも、妻が伏せっている間、火事をしたが、これを毎日休むことなくやってく
れる妻に感謝の念を抱けたのは、せめてもの救いであろう。

連休も残すところあと二日、夏野菜苗を植えるなど畑仕事で爽快な汗を流して、上
手い麦酒で喉を潤したいものだ。