半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

早くも師走

2016年11月30日 14時25分55秒 | 日記
約一ヶ月ぶりの投稿となる。
特に体調が悪かったとか超多忙だったとか言うことでもなく、
生来の無精が頭をもたげてしまい師走を迎えるようになって
しまった。
この間、訪れて頂いた方には感謝を申し上げたい。

この間、巨大与党が強行採決を挙行し、随分と国民の暮らし
にくくなる法案が成立したりしている。
先ずはTPPの承認である。米国の次期大統領が離脱を表明
しているのに何とも首を傾げたくなる執念である。そもそも、
強行採決に動員された議員連中とてTPPの中身は何もわか
っていないだろうに。
どうも一兆数千億のTPP対策予算が執行し始めており今さ
ら止める訳にはいかないのが本音らしい。安倍などは、行き
すぎた保護主義は良くないなどと、おそらく中国に対しての
当てこすりの頓珍漢なことを言っているが、止まることをし
らないグローバリズムが、世界の貧困を生んだことは明白な
のだから、ここで、踏み止まり、体制を立て直す必要がある
のに、何やら自暴自棄の様相ではある。



それから、年金カット法案(安倍はこれには激怒して見せた
が)と言われる年金改革関連法案である。物価が上がっても
給与が下がれば年金支給額も合わせて下げると言う、世間の
常識からは考えられないような法案である。将来世代の給付
水準を確保するためには、このようないかさま博奕をやるし
かないらしい。
現実には、高齢者の生活は逼迫しており困窮を極めているの
が実態だ。これに呼応するように厚生労働省は70歳以上が
支払う医療費の自己負担上限(月額)について、住民税を払
っているすべての人を対象に引き上げる方針を固めたらしい。
これは、関連しており、月数万円の年金暮らしの高齢者は、
年金減額に合わせ医療費の値上げの手枷足枷状態でり、病院
にかかるどころか、日々の暮らしもままならないことになる。
何とも冷酷の仕打ちであるが、これを多くの国民は、お上が
決めたことだからと甘受し、抗うことに思いが至らない。
目には目をと強行採決で立ち上がった議員連中を次の選挙で
只の人に引きずりおろしてやるぐらいの気概が持てないのだ
ろうか。
どうやらこの国の暴政は心優しき国民が醸成しているらしい。