半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

二度あることは三度あった

2016年07月11日 15時26分07秒 | 日記
今回の自民党の勝利は、容易く予測できたことではあった。以前にも
マスメディアが一切安倍の失政について報じないと書いたが。そのマ
スメディアの貢献があって、苦もなく勝った感じである。
投票に行った18歳の有権者の6割以上が自民党に投票したらしい。
これは政治知識が浅い者にとって、深く考えた投票行動に移るとは考
えにくく、多くの場足、政策の中身よりも知名度、露出度が大きく影
響するものと考えられる。それは、資金力であり、マスメディアをコ
ントロールできる力=権力がものを言う。
改憲は厭だけれど自民党に入れるというねじれもあるが、こういう矛
盾は気にならない。

しかし、自民党のタレント候補のあまりの質の悪さには、開いた口が
塞がらない。
今井絵理子とかいう歌手は、沖縄出身にも関わらず、基地問題には無
関心で、おそらく実態など理解ができないだろう。選挙活動中に政策
は問われたら、「今、選挙中なんで・・・」
と行って、答えなかったらしいが、こんな劣悪な候補者が議員になっ
て、4,5千万近い国費を食い扶持にしてのうのうと美味しい議員生
活を送ると思う。腹立たしく情けない気持ちになる。
今後の日本を憂い、真剣に地道に政治活動をしている候補者が落選し、
このかなり軽い候補者が国政に関わっていくという理不尽は辛いもの
がある。

それでも、当県では杉尾氏が自民党候補を破ったことは痛快だった。
また、生活の党の森ゆう子氏が国政に復活したことは吉報である。
山本太郎氏とタッグを組んで、安倍の天敵になって論戦を挑んでも
らいたい。

いずれにしても、憲法改正論議が俎上に載ると憲法改正は既定路線と
なり、軽く扱われ、安倍一派の汚らわしい手で、弄くり回されること
が今後の一番の心配のタネである。
安倍はことある毎に対案を出せというが、対案は、現憲法そのもので
ある。自民党草案の方が余程、恥ずかしい憲法でないか。

とにかく、2013年、2014年に続いて今回も、安倍の姑息な騙しに敢
え無く引っ掛かた、真正のお人好しの国民は、2度、3度、4度ろ騙さ
れ続けるのだろうか。