半農・半Xの生活

思いついたことを思いついた時に綴ります。

政権の横暴極まれり

2015年11月19日 14時34分29秒 | 日記
憲法無視の蛮行も罪を受けることが無いことを学習した政権には恐
いものは無いのだろう。

問題山積であるはずの国会も安倍の外遊日程を無理矢理詰め込んで
開かないようにして、おパンツ大臣やらの好色もとい公職選挙法違
反問題も雲散霧消させてしまったようだ。

そもそも、多国籍企業のためのTPP問題も日本の奮闘で大筋合意
に達したとドヤ顔をしているが、自国の利益の為に必死で交渉をし
ている他国をよそに切り札を使い切ってしまった日本はロビーでコ
ーヒーを飲んでは暇をつぶしていたという体たらく。
安い肉など食品が安く買えると喜んでいる国民はお目出度いという
しかないだろう。何れ、暮らし難くさが、我が身に及んだ時には既
に遅しである。
12年暮れの選挙では、「自民党嘘つかない、ぶれない、TPP反対」
などの公約と今回の結果について鋭く追求する機会が安倍の逃げま
くりでできないでいる。

今、何よりも問題なのは辺野古基地問題だ。人権蹂躙であり、棄民
であり、地方自治の破壊であり、いわば現代の沖縄処分だ。
この先、200年の耐久性をもつ基地を力ずくで、あの綺麗な海を埋め
立てて何としても作る政府は異常だ。しかも、その土の全てを本土か
ら運び込むらしい。環境破壊の何ものでもない。
何故、辺野古でなければならないのか。何故、基地を減らすことは
できないのか。昭和天皇が媚びへつらって永久の占領を米国に望ん
だという逸話があるが。未だに戦時中の捨て石のまま、国の対応は
明治期の沖縄処分のままだ。なぜここまで冷酷になれるのか。県民
に寄り添うことができないのか。
防衛上極めて重要だとか米国との信頼関係に影響があるとか、嘯く
が、本当は沖縄だからだろう。決して、九州でも四国でも本州でも
北海道でもないからだろう。
完全なる捨て石というわけだ。沖縄の利権で良い思いをしようとす
る輩が蠢いているのだろう。

国が沖縄を訴え、沖縄も同様に訴え決着を司法の場に持ち込んだ。
行政と司法が一体のわが国では国を相手にして勝てるわけもないが、
例え負けと分かっていても沖縄の気持ちを思いを以て国の横暴を止
めなければならない。本土の人間も民主気の破壊を人ごとのように
傍観していては駄目だ。非難の目を以て国のすることに抗わなけれ
ばいけない。