バイトを始めてから読書を始めた。 始めたと言うのは少し言い方として合って居ないが、(読書を全くしていなかった訳でもなく、若いときや、これまでも沢山の本を読んで居た時期もある)読書をする事から離れていた時期が長くあったので、再び本を良く読む事になったので、始めたと言う言い方はまっ、悪くもないかも。 バイトでは本を読む時間がほとんどで、仕事自体の実務は1時間も満たない。 なので、1勤務で本を1冊程度(時間としては、5時間程度)読む事が出来る。 もちろん、1冊の本のページ数にも違いがあるので、約1冊ぐらいだろう。 1冊200ページちょっとぐらいの本なら1勤務で読破する事が出来る。 バイトは月に6~7日程度なので、今は一度に借りる事が出来る期間が2週間なので、2週間毎に図書館に出かけて返却、借りるを繰り返して居る。
私の住む市の図書館に通っていたが、この図書館の蔵書は意外と少なく、読みたい本があまり見つからない。 そこで、隣の市の図書館で検索すると読みたい本が沢山あったので、昨日はバイトに行く前に図書館で会員登録をして、その場では2冊借りてきた。 今はネットで借用する本を予約する事も出来るし、仮に2週間で読み切れないときには、さらに2週間の延長も簡単にできる。 もちろん、借用している本を他の人が予約している場合には延長は出来ない。 ただし、返却は実際に図書館に行かないとならないので、返却して、借用するを繰り返す事になる。
2冊の1冊を昨日は読み終えた。 「7本指のピアニスト」西川悟平。 彼の自伝である。 1974年生まれなので、今は49歳になるだろう。 ピアニストとしては異例の15歳からピアノを弾き始めた事や、短期間の猛練習で音大合格した事や、その後のピアニストとしての経歴だ。 これからピアニストとして華々しくデビューするという時期になって、難病に冒され、それから再び舞台に立つまでの苦悩や出会いや、音楽に値する感じ方などを読んで、私が先日電子ピアノを購入して、これからピアノを練習して、自分が憧れる曲を流暢に弾ける夢を見ている事や、そうした景色を想像したり、ピアノの音色に改めて魅力されている事。 今年で66歳になる年齢からピアノを始める事。 そうした事も含めて、とても勇気や、モチベーションや、練習のやり方なども含めて、ピアノだけでは無く、楽器を使って音楽を奏でる事の難しさや、音楽としての芸術性とは何だろうか? とか、いろいろと感じる事が多くあった。
私はギターを4年前から本格的に弾き始めて、今は再び初心に戻り、改めて古本的な教本(カルカッシ教則本の曲)をはじめから練習し直している。
改めて、であるにもかかわらず、なかなかスムーズには弾けない。 これはこれまでの練習がそれほど上達に対しては役に立っていない事を意味する。
今はそうした練習を見直して、基礎を飽きずに練習する事。 先を急がす、ゆっくりと、丁寧に、1音毎に音色を確認、納得出来るレベルまで何度も繰り返す。 間違って弾く事を限りなく無くす。 運指は譜面通り弾く、どうしても出来ない場合には自分の特性を生かした運指に変える事や、爪弾きも、私は指頭奏法なので、爪弾きには無い指頭の特性を生かす事や、指頭のデメリットを克服する為に思考錯誤をしている。
試行錯誤にはギター自体も自分に合った物を探したりする事も重要だ。 以前にも書いたが、クラシックギターだけで、これまで4年間で3本を購入した。 今でも2本は所有しているが、最後に購入したギターはまだ半年も過ぎていない。 今はこのギターが私の最高のギターである。
さて、ピアノの話に戻るが、電子ピアノを購入してからは毎日練習している。 今は簡単な右指、左指のストレッチ練習。 もちろん、これも譜面を見ながらである。 3冊購入した初心者教則本の1冊目の2ページだ。
譜読みはギターを弾いているので、ある程度は理解できる。 音符のテンポや長さなどもある程度は理解出来る。 なので、ピアノは初めてだが、音楽的な知識はある程度あるので、ピアノの運指や指を動かす事、鍵盤の感覚を身体が覚える事。 ギターとは違って、両指が同じ動きをするので、その感覚を養う事や、基本的な運指をしっかりと身につける事。
もちろん、単なる基礎練習でも常に音楽としての芸術性を意識する事。