プーチンが予想していたよりウクライナの軍の抵抗力は強く、ロシア軍もなかなか進める事が出来ていない。
実際の戦闘には加担することが無いEU、アメリカ、日本もそうだけど、間接的にウクライナを支えている事もロシア軍がなかなか進めない要因もあるだろう。
こうして、何とか時間を稼いでいる間に、経済制裁の効果が出てくることを期待したい。 金融関連の停止や取引など、ロシアに進出している外国企業などの撤収、ネットなどの停止、特に金融関連の制裁は必ずロシア経済に大打撃を与える。 大規模な天然ガスなどの開発停止など、大手企業が撤収して、ロシアの経済は少しづつ破綻するだろう。 こうなると、ロシア国民は生活が困窮し、プーチンに対する信頼が揺らぐどころか、反発や恨みも起こる。
そうなると、プーチンは世界からも国民からも見放されるだろう。
そもそも、今後、仮にこの戦争が終結したとしても、その後のロシアはすでに死んだも同然だ。 世界から見放され、中国や一部の中東、インドなど以外の取引が完全になくなる。
当然だが、ロシアのメディアやアスリート達、その他の人々達もほとんどのイベントや大会、その他の世界的な物に参加できない状態が続く。
この戦争が終わる前にロシアの破綻の方が早いかも知れないと思える。
既に、ロシアの経済はひっ迫しているらしい。 物価の急上昇、株の暴落、為替の暴落でロシアの企業は大打撃を受けている。
ただ、ロシアはエネルギーなどは自給しているし、食料なども何とか自給する力があるので、飢えをしのぐことは可能だろう。 しかし、最低限の生活レベルではたして国民は生活を続けることが出来るだろうか?
中国依存が強くなり、逆に中国に御身をもたらすだけになり兼ねない。
世界はもっと経済制裁を強度にして、早期にロシア経済を破綻させる対策が必要だ。 もちろん、反ロシアの諸国にもその代償は少なからずあるだろう。
しかし、今はプーチンの横暴、狂った行為を止める事を最優先する事が望まれる。 ウクライナの人々を一人でも多く救うためには、世界は団結してロシアの謀略を止める必要がある。
プーチンは一体どこに行きたいのか? 果たして、このままロシアが正常な国家に留まれると思っているのだろうか?
今回の戦争によって、ロシアの未来はすでに暗闇の中に沈んでしまった。
ロシアの人々は果たしてそうした未来を予想しているのだろうか?
ロシアの国民はもっとそうした未来を想像する必要があるだろう。 そうすることで、プーチンを止めないとロシアは完全に今後二度と正常な国家を築くことは不可能になる。
世界は今後ロシアを許すことはないし、まともに付き合うことも出来ないし、そもそも、完全にロシアとの取引も無くなるだろう。
世界から孤立しては成り立たないのは明らかで、一部の国との付き合いだけで経済は成り立たない。