夫は3月からジムに行き出した。
足や肩を骨折してから頼りない歩きをしていて、骨折しないまでも尻もちついたり転んだりしているので、始めたのは良かったと思う。
きっかけは息子からの誘いだったが、真面目に通っているので良いと思う。
実は私もジムに申し込もうかなと、心がずっと動いていました。
歳とって必要なのは筋力とわかっていたのでね。
でも私はこれでも結構忙しくしているのです。
音楽教室の経営、指導、パート勤めが月に12日、夫の小さな会社の雑用、時々孫の子守り、習い事3つ…などなど。
これにジムを入れたら、通えなかった時はきっと自己嫌悪を覚えて自分を責めてしまうと思う。それは老後の年金暮らしなのに、無駄をしたと思った時にそうなる。
待てよ。
音楽以外のパート勤めは、キツいと言っていましたが、そう、それが私にとってはジムみたいなものなんです。
パートを始めた時、右肩が50肩で痛くて上がらなかったのだが、初めての仕事の日、箸やレンゲ、スプーンを、食洗機にかけて食洗機から出てきた箸やスプーンを乾燥機に入れた後、大きな平たい2段のその入れ物の箱を重ねて高い棚によいしょと乗せる。
出来るかなとやってみたら右肩が一瞬痛かったが上げられた。
その一回で50肩が治ってしまったのだ。
あとはトレーを積み上げて定位置に置きにいく。私の場合、一度にたくさん持てないので、分けて何回も運ぶ。
せっせせっせと歩き回って運ぶ。
乾燥機からトレーや茶碗を出す時にはしゃがんだり立ったりの屈伸運動もやっている。
食器を洗う時には指先を使い、身体も伸ばしたり縮めたりしながら食器を掴んで洗うので、これまた運動している。
洗い場で歩き回るから、歩数もかなりのものだ。
ねっ、これってジムと言っても良いのではないですか?
ジムに行ってるつもりで仕事して、パート代ゲットだね。
とっても安い時給だけんど。
でも、うれしいものですよ。
足腰、股関節の痛みなど問題はいろいろあるが…。
ダイエットも考えながら…。
ジムのつもりでね。笑