インターネットで検索したわけではなく、私の調査によるものだがDVにはいろいろなケースがある。
多くは親からのそういった環境があったと言える。
だから本人も被害者とも言える。
Yさんの場合は、高校卒業と同時にデキ婚で早い結婚だった。
籍を入れて同居が始まると同時に、DVも始まる。
一二度、実家に逃げた時、その夫は頭を下げて迎えに行ったという。
が、帰るとまたなぜ出て行ったかと攻め続け、今度逃げたらお前の家族をみんなやってやるからなと言い放った。
それ以降家の中で繰り広げられるその夫の習性は30年も続いた。そして子供が大きくなってから、子供の反逆が何度かあり、そのDVはなくなったそうだ。
DVは暴力のほかに、給料を家庭に入れないとか、家族に対するモラハラ、友人をからかう際の暴言などもある。
うちではあのあと、必要最低限の会話しかしていない。特にもご機嫌をとる必要もないし、逆に楽である。
ゆうべ、少ない小遣いの中から夫は、かりんとうと磯辺焼きせんべいと、ゼロコーラを買って来て2つのカップにゼロコーラを注いでいた。
回りくどい、へんなご機嫌の取り方だ。
あの時のあの顔、あの血走った目、あれはなんだったんだ?
よくさらっとして、顔をさらしていられるなあと不思議だ。
またどうせ、やるのでしょう?