コバちゃん

コバちゃんが少しずつ認知症が進んでいた90歳くらいの頃のこと。
コバちゃんがテレビを見ている八畳に出たり入ったりしながら洗濯物を干したりしていた時のこと。
はじめのうちはコバちゃんはテレビドラマを見ながら何度も頭を傾げていた。

家事が済んで買い物でも行こうと思う頃は今度は腹を抱えて笑っていた。

「どうしたの？」ときいたら、「私自分の頭がおかしくなったかとか思ったよ。この映画、何言っているか全然わかんなくて、悩んだよ。そしたらさあ、外国映画なんだよこれ…」

よくみたら韓流映画でした。顔は日本人なのに、言葉がわからなかったようでした。それにしても、字幕はあったのではないかしら。わたしもよーく見なかったので字幕の有無は確認できませんでしたが。

コバちゃんは私が世田谷に歌声喫茶に行くのも、施設でのコンサートも快くおくりだしてくれなかったのです。そして「そんなことしたっていくらももらえないんだろう？日曜日に主婦が家を空けるなんざ、きいたこともないよ」という始末。

そのことかあ！と思ってからは、「それがね、結構いい収入になるのよ。お歳暮なんて五万円も頂いてしまい、悪いくらい」といいました。それをきいてからは、「気をつけて行きなよ…」なんて言うようになりました。

嘘なんですが、信じてくれたみたいでした。自分がやりたいことは、うまーく話して協力を得るように悪知恵を働かせてやっていたこともあった。

今日は地元の公民館でカラオケ教室の大発表会があり、午前の部と午後の部の休憩中にハンドベル演奏の演奏を頼まれたので、仲間とやってきました。そこでも、あのおばんばルンバとありがとうがうけました。

クリスマスコンサートは５つ終わりました。それと教室のクリスマス会も昨日終わりました。残すのは24日の1番力を入れて演奏したいクリスマスコンサートです。

久しぶりに明日はゆっくりできる。カットして来よう。新しい美容室を探さなくちゃ。今までの美容室はヘアダイはするけど、マニュキアはしなきから、マニュキアしてくれるところにするの。
もう白髪があるのは当たり前の年よ。だから少々白髪が見えてもいいことて、それよりもカットの上手いところにしようかと思っています。

来年は、無理は少しはする。やりたいことのためならね。他のことでは無理はやめる。

自分らしく生きるつもりなんですよ。
楽しくなければ、生きてる意味がない。

来年は、良い年にしますよ。
女子力でね。

コバちゃんがいないお正月だが、一族の集まりはするつもりです。早く、みんなに会いたいなあ。