2016-12-05 00:37:34

その昔子供が小さい頃、子供が熱を出していても具合が悪くても、夫は毎週日曜日には遊びに出かける人だった。

確かにいるからって言って役に立つ人ではなかった。役に立たないどころか下手すると、コバちゃんと諍いをして非常に大変なことになるのが関の山だった。

で、遊びたいなら仕方ない行けば…って感じで自由にさせていた。

夫は自分が作ったヨットを海や川に浮かべて、リモコンで走らせることなどをやりに行ったりしていた。

とんでもなく早く帰ってきたと思ったら、自分も川に落ちたとか言っていた。

そんなことがいろいろな場面で何度もあった。

私は、「へえ、神様っているんだあ…」と思った。
だから、マイペースで自分が1番のB型夫は自由にさせていたものだった。

なんの嫌みも言わず、悔しがりもせず、神様に任せていたのだった。

昨夜、私が「明日はどんな予定なのか」と聞いた時、「銚子に行く」と言ったので「こんなに寒いのに銚子にいくの？」と言ったのが気に障ったらしく、いつもの「うるせえ、俺がどこに行こうが俺の勝手だ」とさんざん言うので、あとは何も言わずに小遣いをあげた。

朝、行ってくると言い残して出かけていった。

昼過ぎに息子から電話があり、夫と連絡がつかないと言う。知らせがないのが無事な証拠と思っていたが、私が電話しても出なかった。

夕方また息子から電話があり、どうやら夫はタクシーにぶつけられ車を傷つけられたらしかった。

夜遅く夫は帰って来た。

私は、「車は直せばいいよ。鞭打ちもないんでしょう？」と言ったが、新車だから傷つけられたのが悔しいらしかった。

ほうらね。やっぱり神様が居たんだ。…と言いそうになったが止めておいた。

😁