隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

1978.行動心理学捜査官 楯岡絵麻 インサイド・フェイス

2020年05月25日 | 警察小説

 

インサイド・フェイス
行動心理捜査官 楯岡絵麻
読了日 2020/05/07
著 者 佐藤青南
出版社 宝島社
形 態 文庫
ページ数 358
発行日 2012/11/20
ISBN 978-4-8002-0328-1

 

上の著者名をクリックすると、今まで読んだ著者の作品一覧へ移動します。

 

動心理学などという、ちょっと難しそうな学問という気もするが、栗山千明氏の板についたような名演が、評判を呼んだようだ。いろいろ専門用語が飛び出すから、テレビでは楯岡絵麻捜査官の取調室では、容疑者に対する尋問や話しかけの際に、専門用語の字幕が表示される。
テレビ東京で、2018年10月から12月にかけて放送されたドラマ「サイレント・ヴォイス行動心理捜査官・楯岡絵麻」の続編、シーズン2が同局で、4月末から始まった。
以前にも同様の事を書いたが、僕は夜の時間を読書に割いているから、ドラマをリアルタイムで見ることはほとんどない。そのため録画機で撮りためておいて、昼間観ることにしている。DVDやBDに録っておくこともしていたが、枚数が多くなってめったに観ることがないままになっているものも多く、今では無駄な投資をやめている。
若い頃は、この若い頃というのも年齢だけでなく、精神的にも若いことを指すのだが、まだまだたっぷりと時間があると勘違いしていたころのことだ。僕が録画ということに嵌りだしたのは、刑事コロンボに嵌ったからだ。

 

 

NHKで放送されていた頃は世間の評判にも、耳目を傾けず見向きもしなかったのに、ある時カミさんの「面白いよ」の一言に、テレビを一緒に見ることになって、その面白さ、本格的なミステリー構成の面白さに、一遍で嵌ってしまったのだった。
いっぱしのミステリー通を自認していた僕だったが、多少天邪鬼だったことから、テレビドラマのミステリーを全く重要視してなかった。今考えれば全くばかげたことと分かるのだが、当時はまだまだ若(バカ)かったのだ。
そうした若さで多くの失敗を重ねてきた僕は、今では思い起こす都度一人で赤面する始末。
しかし、それでもそんな過去があるからこそ、今の僕が存在するのだと考えれば、まんざらでもないとプラスに思いが変わる。だからまた、同じ過ちを繰り返すのか!!

今日現在で、ドラマは7回を終了している。第1回から毎回ドラマに付随しているコマーシャル部分を取り除くと、本編はおおよそ45分になり、1時間ドラマは正味45分ということが分かる。スポンサー企業には申し訳ないが、僕はドラマを観る際には、いつもそのようにして純粋にドラマ部分を見るようにしている。
録画してみることのメリットはもう一つあって、それは随時トイレタイムが取れることだ。

 

 

ードディスクに録画したものは、一時停止が出来るから、いつでも自由に好きなだけ休憩を入れられる。リアルタイムで見ていると、コマーシャルタイムしか休憩が取れないから、時にはトイレが我慢できずに、コマーシャルタイムを超過してしまうこともある。
まあ、いろいろあって楽しみ方は人それぞれだが、僕のようにドラマを見ながらでも、やたらに休憩を入れる人間にとっては、録画が最適だ。

一昨日と昨日は二日続けて早く寝たから、どうやら疲れが取れたようだ。
やはり歳をとるということは、いろいろと身体的な不都合が出てくるみたいで、従来なかった疲れの持越しが、二日酔いのごとく現れることに、少し気を付けないといけない。二日酔いならぬ二日疲れも同様に、あまり気分の良いものではない。気を付けて疲れを残さないようにしよう。

 

初出(「このミステリーがすごい!」大賞作家書き下ろしBOOK)
# タイトル 発行年月
第一話 目は口以上にモノをいう Vol.6 2014年8月
第二話 狂おしいほどEYEしてる Vol.7 2014年11月
第三話 ペテン師のポリホニー Vol.8 2015年2月
第四話 火のないところに煙を立てろ 書き下ろし

 

 

にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ
にほんブログ村

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿