隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0494.はなれわざ

2004年06月11日 | 本格
はなれわざ
TOUR OF FORCE
読了日 2004/06/11
著 者 クリスチア・ナブランド
Christianna Brand
訳 者 宇野利泰
出版社 早川書房
形 態 文庫
ページ数 511
発行日 2003/6/30
ISBN 4-15-073003-2

 

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もかなりのミーハーだから、このような帯に"恩田陸氏大絶賛!!"などと書かれると思わず読みたくなってしまう。
経済的な理由から、最近では文庫でさえ滅多に新刊本など買わないのだが、書店で見かけたものだからついつい買ってしまった。
著者のクリスチアナ・ブランド女史については余り知らなかったのだが、北村薫氏の書評か何かで彼女の作品に安楽椅子探偵譚があることを知り、いつか読んでみたいと思っていたくらいのことだった。そういったところで、書店でこの帯を見たものだから、つい手が出てしまったというわけである。本書は、僕が知らなかっただけで、愛好家にとっては著名な作品で、著者の代表作のようだ。

 

 

スコットランド・ヤード(ロンドン警視庁)の名警部コックリルが休暇を過ごすために参加した、イタリア周遊ツアーで彼を追いかけるように事件が発生する。
コースのひとつ、景勝の孤島で一行の一人が殺される。地元警察とは別にコックリルは独自の捜査を始めようとするが、一癖ありそうな連中の揃った参加者の間で、警部の捜査は?・・・・・

 

 

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