隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

隅の老人の「怪我と闘う」の記(8) 

2014年06月20日 | 日記
入院雑感

 

6月20日(金)入院8日目
時20分目覚める。昨夜から今朝にかけてのことだと思うが、近くの病室で何らかのトラブルが発生した模様。大声での叫びが聞こえて目を覚ました。が、叫び声はすぐに途絶えて静かになった。何人かの看護師が声の主をなだめたようだ。
入院して1週間、いや今日で8日目か、初めてのトラブルだ。後で娘から聞いてわかったことだが、認知症の患者が近くの病死に入院しているらしく、たまに大声を上げるらしい。

昨日七日目からようやく朝の目覚めが快適とまではいかないものの、不快な感じはなくなったのがうれしい。昨夜は痛み止めの座薬は使わなかったのに、今朝は手術跡の痛みはわずかな鈍痛といった感じで、回復しつつあることを実感する。

8時前に朝食が配られる。例によって2種類の薬は食事が配られる30分くらい前に、すでに看護師により配布されている。

8時30分ごろ三浦医師が来て「もういつでも退院できる」と言う。今日でちょうど1週間を過ぎたところなので、あまりにも早い退院許可に少々戸惑う。夕方娘が来たら退院の日を相談しよう。それにしても僕の回復力が早いということなのだろうか?リハビリはどうなるのか?といったことも確認しなければ。


9時15分頃三浦医師ともう一人の医師、そして鈴木看護師の三人が来て、左手首の包帯がとられ、手術縫合跡の消毒などした後は、包帯ではなく内側に一回り小さなサイズのガーゼが張り付けてある半透明のテープを張り付けた。包帯がきつい感じだったから、これで腫れも少し引くかと思ったが、腫れは包帯のせいではなく、まだ当分続くみたいだ。


退院していいというが、首のカラーはいつ取れるのだろう?聞くのを忘れた。
10時、二人の看護師による全身の清拭が行われた。カラーのガーゼが交換されて、寝間着も替えられた。

し歩いて、4回の自販機でいつも娘が買ってきてくれる自動抽出のコーヒーを買う。今日はいつものより少し大きめのサイズを買う。
持って帰るのに暑いからそこの部分をコインケースの上に乗せて、右手で支えて持ち帰る。
その後看護師から、トイレ以外も歩いても構わないという、医師の許可が出たと言ってきた。僕はもうその前に4階まで行ってきちゃったけれど、それは言わなかった。

今日の担当は川看護師だ。ちょっと見はクールな感じだが、エコノミー症候群防止の靴下を洗ってくれる優しい看護師だ。
娘が3時過ぎに来たので、退院許可の出たことを伝え、いつにしようか相談した。結果、多分抜歯が手術から1週間後の25日(水)だろうから、そのあと退院しようということになった。娘から川看護師に伝え、看護師から三浦医師に伝えてもらうことにした。それにしても早い退院だ。僕は早くとも6月いっぱいはダメだと思っていたのだが、手術の経過は三浦医師の思っていた通りの様相を呈して良好のようだ。


ウォークマンには、かつてアイドルと呼ばれた女性シンガーや化粧品メーカーのコマソン、ヒットソング等々すべて女性シンガーの唄180余の曲が入れてある。それらを聞いていると、その曲が流行っていたころを懐かしく思い起こす。
古くは戦前の唄も少しはあり、子供のころ聞いて耳に残っている曲も今ではただただ懐かしい。


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