指に傷のある女 SHAKE HANDS FOREVER |
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読了日 | 2000/04/10 | |
著 者 | ルース・レンデル Ruth Rendel |
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訳 者 | 深町眞理子 | |
出版社 | 角川書店 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 320 | |
発行日 | 1986/1/10 | |
ISBN | 4-04-254108-9 |
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にも書いたが、WOWOWが'91年4月に本放送を始める前、試験放送のような形で無料放送をしていた時期に、英国のTV番組「ルース・レンデルミステリー」シリーズを放送していた。
その頃、ちょうどBS受信機を買ったばかりで、タイミングよく放送された番組を録画して、何度となく楽しんだ。
当時はミステリーも読んでいなかったので、ルース・レンデル何ものぞ、という感じだったが、ウェクスフォード警部シリーズは、それまで見たことのない新鮮な気持ちと、重厚な本場英国のミステリーという感じで認識を新たにした。そして、いつか原作も読んでみようと思ったのだ。
多分第1作は、ドラマの順序と同じで、「運命のチェスボード」だと思う。この作品は、1975年の作品でシリーズの3作目か4作目ぐらいだろう。
ドラマでストーリーは判っているものの、活字は心理状態や、こちらの想像力をかきたてて、映像とはまた違った面白さがある。と同時に、映像を思い浮かべることも出来て、そうした楽しみ方も出来るというわけだ。
ウェクスフォードの執念とも言える、捜査がこの作品のキーポイントなのだが、ミステリーとしての面白さも充分に備えた秀作である。
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