沈黙の教室th> | ||
---|---|---|
読 了 日 | 2002/06/13 | |
著 者 | 折原一 | |
出 版 社 | 講談社 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 697 | |
発 行 日 | 1997/05/15 | |
ISBN | 4-06-030579-X |
上の著者名をクリックすると、今まで読んだ著者の作品一覧へ移動します。
48回日本推理作家協会賞受賞作と言うことで読んだのだが、内容が暗く(まあ、一種のホラー小説だから仕方がないのか)長さにいささか辟易する。僕の好みではない。
青葉ヶ丘中学3年A組、悪魔のようなこのクラスに、担任教師が「沈黙の教室」と名づけていた。何者かが発行する恐怖新聞に次々と指名される粛正の対象者。そして、残酷ないじめが行われる。20年後、クラスの同窓会の告知が新聞に載った時、報復を誓う大量殺人を計画するものが・・・・。
読んでいるうちに僕は昔読んだ、雁屋哲氏の原作による「男組」と言う劇画を思い浮かべた。
もちろん内容も、キャラクターも全然別物なのだが、なんとなく雰囲気が似ているような気がして、思い浮かべたのだ。いわゆる、バイオレンス劇画だったが、池上遼一氏が作画しており、僕はこの人の絵が好きだったので、何巻にもわたる長い劇画を楽しんで見たことを思い出した。
にほんブログ村 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます