Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

ひとそれぞれ

2010-07-21 19:43:17 | おいしいもの
先日、手打ちと書いてある、とあるそば屋に初めて入った。
いろいろとそばについての説明書きがあるので、楽しみに待っていると、出てきた。

10割そばではなかったが、結構ぱさついていた。
上の方を少し食べると、その下は、きれぎれの麺だった。

これじゃ↓




確かに手打ちで、太さもきしめんみたいに太いのもある。
でも、すすることができないほど短い。

あまりに見事なので、写真を撮ってしまった。
でも、店名は、秘密です。

昼時になると、地元らしい人が、結構入ってくる。
何か、いいところがあるのだろう。

確かに、そばつゆはいい味だった。




自分の好みに合うおいしい店を見つけた時は、うれしいものだが、本当にまずい店を見つけた時も、へそが曲がっているのか、感動して、これもまた、うれしくなってしまう。
以前、見つけた店は、結構古くからあるが、嫁さんに自慢してしまったほど、本当に不味かった。

なぜ感動するかというと、続いているということは、食べに来る人がいるということだ。
人は、あそこがおいしい、いや、あっちがおいしいとか、好みがそれぞれ違うが、平均的に美味い、不味いのレベルは存在する。

店を評価する方法は、味、量、値段、近い等立地条件、店の雰囲気など、さまざまだ。

味も、甘味、酸味、塩味、苦味、うま味。
あと、こってり、あっさり、ぎとぎと、辛みなど。

もっと大きくとらえれば、視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚の五感も店を選ぶ時のファクターだ。


でも、自分が食べて、本当にまずいものを、好んで食べる人がいるということに、人間の嗜好の多様性というか、人の好みはそれぞれだということで、感動してしまうのだ。


このような多様性が、人や社会が進化、変化していくための必要条件となっているのだろう。






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ホ・オポノポノ

2010-07-18 19:03:05 | 特に心と体にいいこと
1年くらい前、嫁さんが「ホ・オポノポノ知っとる。」と言うので、聞いたことはあるけど、よく知らんと答えた。
ホ・オポノポノは、ハワイに伝えられている心のクリーニング方法だ。

どこで、聞いてきたのか、本も持っていて、今晩からしようという。
「ごめんね。許してね。ありがとう。愛してるよ。」と、20回言うということだった。

どの言葉も、なかなか口に出せない言葉だ。
これはいいなと思い、その日からすぐに始めた。

言うのは、寝る前にベッドの中。
それも、抱き合って言葉を唱える。

抱き合うということは、日本人には不得意なことだが、ハグをすると割り切ればいい。
夫婦は、日常些細なことで、相手に腹を立てることも多いが、寝る前に、ハグして、言葉を唱えることで、リセットができ、結構仲良くなり、相手のことを思いやることができるようになった。

自分が責任を負うということを認識することで、逆に自分の心が楽になる。

ハグは相手の体温が直に伝わってくることで、心の距離がすごく近くなる。

ハグは、以前、寺山心一翁さんに教えられた。
最初は照れくさくて抵抗があったが、慣れるとそのよさを実感する。

嫁さんが言ったやり方が正しいやり方かどうかわからないが、いいことだと思うし、うまくいっているので、確かめることもせず、続けている。


照れくさいけど、いい方法です。






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てぬぐい

2010-07-16 21:56:52 | その他
今日はすごい雷だったが、もう少しで梅雨明けだろう。
もうずいぶん前から、ハンカチでなく、手ぬぐいを使っている。

ハンカチだと、すぐに濡れて、しわくちゃになる。
日本てぬぐいだと、いたわしくなく、豪快に使える。

図柄は、縁起物が多い。
招き猫や七福神の手ぬぐいをポケットから出して、見るだけで、得したような気分になる。

お遍路さんの途中、太龍寺で龍の手ぬぐいを見つけた。
350円。






いい顔の龍なので、よく見てみると、龍天井の龍の顔だった。




今日は、非常に残念なことを知った。

焼きとん やまとが8月中旬に店を閉めるらしい。
赤ちゃんが生まれたこともあって、出身地の埼玉に戻って、川口で焼きとんの店を開くとのこと。

愛媛県産の肉や野菜を使って、丁寧に焼きあげ、美味しいものを食べさせてくれた。

人生には、いくつかの分岐点がある。
その時の状況を見極めて、その流れに抗わず、よりよい方向へ、進んで行かなければならない。


別れはつらいが、新たな飛躍を祈念して、送り出そう。


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26番 金剛頂寺~27番 神峯寺

2010-07-12 21:18:55 | 遍路道 高知路
延べ14日目 その2。
室戸岬周辺の続き。

26番 金剛頂寺。
水屋。




本堂。






立派な龍が多いと思っていたら、山号が龍頭山だった。
失礼しました。




大師堂。






27番 神峯寺。
西条市の横峰寺よりまだ急じゃないかと思うような坂道を結構登って行く。

嫁さんは、お大師さんは、凄い所を廻ったんやねえ、と言う。
確かに。

納経所が閉まる1分前に到着。
車を停め、かなり急な坂をダッシュで、なんとか間に合った。

本当は参拝の後に納経だが、やむを得ない。
でも、ゆっくりお参りすることができた。

階段を上がる前に、一休みして、湧水を御馳走になる。
病気平癒に霊験あらたかとされる石清水。

柔らかい水で、すごくおいしい。




本堂。






経堂。






不動明王。
すごい迫力だ。




大師堂。






トイレの横におられた、うすさま明王。
「この明王はこの世のすべてを清め悪を食い尽くし特に厠(便所)を守護して下さいます。」と書いてある。

最近、トイレの神様として、注目を集めているが、足元に龍が2体。






土佐の1日目を終えたが、道路を走っていて、津波の看板が結構目についた。
高知県は、東南海、南海地震の2つの地震で津波が発生する恐れがある。

愛媛県も南海地震に備えている。
最近南予の道路を走っていないが、同じように標識が出ているのだろうか。








今年2月末に起きたチリ地震で津波警報が出たが、避難した人が少なかったという報道があったことが気になる。
今朝も異常な降雨があって、松山市内でも、冠水したところが多かったが、緊急時は、自分がいるところだけでなく、すべての場所が緊急事態になっやているので、警察・消防や行政が助けに来ることができない。

自分の身は自分で守るしかない。
まずは、自分を守り、家族を守り、近所の人と助け合って、災害を防ぐことが、大事だと思う。


リアルな標識を見て、考えさせられた。




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24番 最御崎寺~25番 津照寺

2010-07-11 23:03:36 | 遍路道 高知路
延べ14日目。
高知県に入る。

川之江東JCTで、慣れた徳島道の方に行かぬよう、高知道に進むと、新たな遍路道に入ったことを実感する。
今回も、室戸岬の最御崎寺からなので、結構、距離がある。


24番 最御崎寺。

水屋。




本堂。

霧が出るうえに風が強いのか、彫物の正面は苔むしているが裏側はきれいだ。

まわりの木々の樹皮にも苔が生えている。
氣が高い所は、苔が生えていることが多い。






室戸岬灯台。
寺を出ると、灯台まで60mという表示があったが、すぐ近くだった。




御厨人窟(みくろど)。
弘法大師がここで修行をし、悟りを開いたと伝えられている場所だ。




後で気付いたが、鳥居があるので、神社だったが、いいかどうかわからなかったので、ろうそくを供えてから、般若心経を唱えた。

唱えてみると、洞窟の中で声が響き渡り反響し、すばらしいバイブレーションで、すぐに瞑想状態に入り、心地良さを感じることができた。





もう、2時を過ぎていたので、津照寺にお参りする前に、昼ご飯を食べる。
津照寺のある室戸市室津の町並みは、路地好きの人にとっては、たまらない街だと思う。

路地は、わくわくするほど狭く、建物は昭和やそれ以前の匂いがする。




中華そばの両栄美人に入る。
年配の女性が一人で切り盛りしている小さな店だ。








中華そば。
透明なスープだ。

匂いをかぐと、今治の京屋と同じ香りがしたので、驚いた。
でも、食べると、違う。

京屋は愛媛の中華そばなので甘いが、ここは甘みが少ない。
醤油は少なめで、塩が結構強い。

麺は湯がいているようで、細麺だが、少しかん水のにおいがして昔の麺を思い出した。
だしがよく出て、上品なスープだ。



丁寧に作った焼めし。
これも美味しかった。



食べた後、いろいろ聞いてみると、鶏、じゃこ、昆布などからだしを取っていて、体にいいものしか使っていないとのことだった。
昆布だしが、よくきいていると、昆布に力が入っていた。

以前、テレビなどの取材もあったらしい。

昔ながらの、いい食堂だった。

町内案内の看板がいいですねえ。
赤で囲んだところが、中華そば 両栄美人。







25番 津照寺。
室戸岬周辺の寺は4つとも、坂がきつかった。

ここも。




嫁さんが、初めてのパターンやね、と言った。
なるほど。

お大師さんに龍が巻きついているというか、オーラというか光背のようになっている。







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