おかざき内科 最終

年末、京都のおかざき内科に行ってきた。

４回目だ。

先生に血液検査の結果を見せ、分子標的治療薬が効いて、マーカーが下がっていることを伝えると、薬を３包から４包に変えていいですかと訊かれたので、まだ増えるのかと驚いたが、はいと答えた。

診察は、すぐに終わった。

待合室で待っていると、薬が用意できたので呼ばれて行くと、「飲み方は説明されましたか」と言われたので、聞いたと言った。

熱いので気をつけて飲むように言われたので、それかと思っていたら、最初の３０日は４包、次の３０日は６包、最後の３０日は８包と言われて、また驚いた。

また、レシートを見たら、81,000円となっていたので、またまた驚いた。

よく驚く日だ。

粉薬になると安くなるという情報があったので、今回は安いと思って、６万しか手持ちがなかった。

カードが使えないので、お金をおろしに行かなくてはならない。

いろいろな考えが頭をよぎった。

私の顔色を見たのか、受付の人が、自由診療なので続けるかどうかは自分で判断するように言った。

そして、高額医療費は適用されませんからねと、言った。

少し考えたが、せっかく京都まで来たので、薬を貰って帰ることにした。



友人にきくと、友人が処方されたのは１日２包なので、病状によって量が違うようだ。

そのため、この話は私限定の話であるということを理解していただきたい。


家に帰ってから、いろいろ考えた。

・１日８包とすると、３０日で36,000円となる。
・最終的に薬は何包になるのだろう。
・やめてもいいと言われたが、１日８包飲んでいたものをいきなりやめてもいいのか。
・治療方法や概算の金額がどうなるのかを、事前に示すべきではないか。


食事療法や東洋医学、温熱療法やサプリなど並行していろいろやっている。

がんには何が効くかわからないからだ。

そのためには、身体にも財布にも優しくなければ続かない。

ベンズアルデヒドは、その条件に合わなくなったので、やめることにした。

今回大量に処方された薬でこの治療を終息させるべく、飲み方を決め、自己責任で行うことにした。