Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

温熱療法(ハイパーサーミア) 特別健康講座

2013-11-15 16:23:15 | 特に心と体にいいこと
がん細胞は、正常細胞に比べ熱に弱いという性質があり、42.5℃以上になると死滅する。

正常細胞が温められると、血管が拡張し血流量が増え、その熱を下げる。

がん細胞に繋がる血管は細く、拡張ができないので、がん細胞の温度は上昇し、また細胞自体も熱に弱いので、がん細胞は死滅する。


温熱療法は、週に1度、45分ほどの治療だ。

私は、もう3年以上続けている。

ハイパーサーミアを置いていて、治療ができる医療機関は、富久町の松山西病院だ。

四国では、ここ1箇所だけだ。

以前、がんセンターが堀之内にあった時は、ハイパーサーミアによる治療が行われていたらしいが、移転の時に置いてきたと聞いた。


治療は保険適用となっている。

三大療法(手術、抗がん剤、放射線)に比べ、副作用はほとんどない。

柔らかい大きな電極で身体を挟み、ラジオ波により患部を加熱する。

私の場合、接触するところが少しピリピリすることがあるが、しばらくすると解消する。

終わった後は、身体がポカポカして汗をかいている。

他のがん治療法に比べ、非常に身体に優しいが、治療費には保険が適用されるので、財布にも優しい。

この治療方法を行う医療機関が少ないことが、不思議でたまらないが、なんとなくわかる。


来週、松山西病院で、この温熱療法の特別講座が開催されるので、お知らせします。

松山西病院は、時々いろいろな健康講座を開催しているが、今回も、無料です。







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2 コメント

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ハイパーサーミア (きみちゃん)
2016-07-05 14:42:45
こんにちわ
温熱療法(ハイパーサーミア)で検索してこのブログと出会いました。
私は乳がんで多発性骨転移で昨年5月に再発しました。
現在はがんセンターで抗がん剤で治療をしています。
あなたのブログを拝見して私も頑張ってみようと松山西病院に連絡をとり診察のための書類を主治医にお願いしたところ進めないと言われてへこんでいます。
詳しくは次の外来の時にお話しがありますが、
貴方様はハイパーサーミア治療の結果としては良かった訳ですね。
なぜ反対なのでしょうか?以前のがんセンターにもあったのでしょ
返信する
きみちゃんさんへ (平蔵)
2016-07-05 20:04:10
こんばんわ。

温熱療法は標準治療ではありません。

このため、標準治療である3大療法が優先されます。

それで、勧めないと言われたのではないでしょうか。

詳しくは、国立がん研究センターがん対策情報センターが運営するサイト「がん情報サービス」にがんの治療方法として「温熱療法」が出ていますのでご覧ください。


それと、松山西病院でも、3大療法との同時併用は勧めていません。どちらが効いたかわからなくなるからです。

仮に同時に治療した場合、抗がん剤が効かなくて温熱療法が効いた場合でも、効かない抗がん剤を続けることになります。

温熱療法に対し、理解のある医師と無い医師がいますので、主治医がどうかにもよることがあります。

私は、医師ではないので、治療についての判断はできませんので、主治医にご相談ください。

また、松山西病院でご相談されることもお勧めします。


温熱療法についてですが、治療する人で、家族に言われて受身で治療をする人は効果が出にくい、県外からでも来て進んで治療する人は効果が出やすいと聞きました。これは他の治療にも共通すると思います。

きみちゃんさんは、頑張る後者のタイプなので、条件が揃って治療をすれば効きそうですね。

書かれたコメントを読むと落胆と少しの怒りが感じられます。

再発とお聞きし大変だとは思いますが、にこにこしているだけで血流が良くなってそれだけで治癒が始まりますよ。

無理せず効果がありそうな治療を続けましょう。

それではまた。

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