Native of Ehime

最近、自然も人間も少し変。自分のできることからやってみようか。

登別

2014-06-14 22:18:32 | その他
5月初めに、北海道に行ってきた。

治療のため、福岡まで飛行機を利用していたので、マイレージが貯まっていたが、有効期限が迫っていた。

東京の倍くらいの料金で、マイレージは半分くらいだったが、塵も積もればだ。


昔行った道東に行こうとしたが、なかなかプランを考える気がしない。

飛行機だけは予約していたが、行程が決められない。

嫁さんが、「体力も戻ってないし、札幌周辺にしたら」というのを聞いて、そうするかと思った途端、頭と身体が動き始めた。

御先祖様か守護神様が、無理をするなと言ってくれていたのかもしれない。

登別温泉の近くの一軒の民宿の名前が目に入り、初日はそこに宿泊する予定で計画を立てた。


新千歳空港を降り、レンタカーを借りる。

苫小牧市の海の駅ぷらっとみなと市場。




市場は、想像していたより、落ち着いた感じだ。

見慣れない魚がいるのが楽しい。




ただ、初日なので見学のみ。




高速に乗り、登別温泉に着く。




地獄谷に行く。




歩いていると、懐かしさを感じた。

なぜか、わかった。

秋田県の玉川温泉と同じ匂いだ。

目をつぶると、まさに玉川にいるようだった。

復職し、しばらく玉川には行けそうにないので、匂いをずっと吸いこんでおいた。


お湯が湧きだしている沼がいくつかあるので、車で移動する。




新緑はまだで、新芽が出たくらいだが、さすが北海道と思う景色があちこちにある。




近くにある倶多楽(クッタラ)湖に行く。

カルデラ湖で、湖の形はほぼ円形だか、上から見ることができないので、よくわからない。

扇方展望台というのがあるので、そこで眺めてみた。




丸いことは、なんとかわかった。

流入、流出する河川はない。

透明度は摩周湖に次いで日本で2位のようだ。





湖に降りることができたが、水はきれいだった。


目的の虎杖浜にある民宿500マイル。




宿の名前が気に入って、温泉と食べ物に惹かれて、泊まることにした。

部屋は2階で、結構広い。




眺めは抜群だ。




着くのが遅かったので、風呂の前に食事にした。

飲み物は持ち込み可なので、北海道ぽいビールを民宿の前にあるコンビニで買う。




日本酒は苫小牧市で工面していた地酒の美苫(びせん)。

苫小牧「樽前山の伏流水」と厚真産「彗星」の和合と書いてある純米吟醸だ。




でも、原料水は苫小牧市水道水と表示している。

すごい。

日本酒度は+1.0だが、結構辛口だった。


お目当ての毛ガニ。




1泊2食で1人7,700円だったが、料理の量は多かった。










食事の後、露天風呂に入る。

内側からカギをかけて、貸切にするシステムだ。




源泉掛け流しだ。

温泉分析書には、含硫黄-ナトリウム-塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)と書いてあった。

入っていてもお湯がいいことは感じられ、風呂から出ても身体が冷めない。


翌朝、再び露天風呂へ。




いい景色だ。

波の音もいい。

旅行から帰って数日後、BSでこの民宿が紹介されていた。


内風呂が他にも2つある。







詳しくは↓




朝食も十分だ。




たらこが2種類出た。

虎杖浜はたらこで有名なところだ。

右が民宿で作っている「三升漬け」。




青唐辛子が入っていて、すごく辛いが、くせになるうまさだ。

お土産で、家に送ることにした。


しばらく、北海道編が続きます。

次は、やや絶景です。



コメント
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