12.12.12冬菫

★冬菫いつしか群れて日溜まりに⊛小口桑本氏
★散り紅葉踏みて冬野へ分け入りぬ
★雲低く雪の予兆候や箕面山








@voldenuit1931 好きな句★大き空より銀杏黄葉のひかり散る/宏　真っ黄色な葉をつけた大樹から、風にはらはらと銀杏黄葉が散ってくるのですね。 ひかり耀いて見える美しさです。啓一


@kakan54 お礼　有花さま★初雪を待つといえどもこの寒さに嬉しい共感のコメントを有り難うございました。兵庫も京都も雪便りを聞きますのに、大阪ではまだ雪の気配がないようです。寒さだけは一人前です。啓一

サツキのＵさんにクリスマスの俳句句を渡しておく。Ｔさん勉強のため今週退職とのこと。残念・

121.12.11枯れ蓮

★初雪を待つといえどもこの寒さ
★枯れ蓮の折れて曲がりて苑の中
★聖歌口ずさむ人の居てデイの午後










@AndohKajika 好きな句　冬晴れて富岳を隠すもののなし/智久 冬晴れの空にそびえる富士の峰を格調高く詠まれた好きな句です。啓一














御礼 河野啓一様「海鵜」の写真をご覧頂き、素晴らしいコメントを頂き有難うございました。














@kakan53 泰與さま、珍しい海鵜の写真を拝見しました。茫洋とした背景の中で独特のムードが感じられますね。啓

12.12.10木守柿

★日溜まりの温くて空の青さかな
★枯れ枝に木守柿あり鳥のため
★初雪を待つもかなわず窓を閉め

@kakan960 好きな句　★時雨れつつ忽ち青き京の空 /栄太郎　軽くてスピード感があり好ましい詠みかと存じました。「忽ち青き」が魅力的です。啓一



お礼
「枯れ芙蓉」の句を今日の俳句におとり上げくだされ、素晴らしいご句評も賜りましてまことに有り難うございました。大いに励みに致します。

コメント (河野啓一) 2012-12-10 17:49:16
★大根の純白手中に面取りす　　正子
寒くなって風呂吹き大根やおでんの季節がやってきました。真っ白な大根を手にとって角を削り、いわゆる面取りをしておられるところを詠まれた御句ですが、「純白手中に」の措辞が大変視覚的で臨場感感があり、湯気の立つ美味しい料理の出来栄えまでが読み手に伝わってくるようです。

国循の定期検診。藤井Ｄｒ. と話していて篠栗Ｄｒ.や中浜Ｄｒ.の名が出て愉快だった。まだ白い巨搭的なところが残っている気配。
Ｔさんに1-2

12.12.08国破る

投★国破る戦始めし師走のこの日
★歳末や古寺の仏のお身拭い
★冬麗の空や鳶の影遠く


6分河野啓一‏@kakan52

@kakan53 好きな句　★白鳥や湖にひと筋夕日射す/泰與　北国からやってきた白鳥が遊ぶ冬の湖。白鳥たちに憩いのひと時を提供して静まっているところ、一筋の夕陽が雲間より指してきて鳥の居る辺りを照らす。静けさと夕日が交錯して独特の詩情が生まれます。いい風景ですね。啓一

12.12.07枯れ葉 ＆ＦＢ亡年句会投句控え

好きな句　☆朝日浴び桐の枯れ葉の落ち行けり/河野啓一☆　桐の葉の落葉の様は高貴で、それだけで一つの風景となります。それを、朝日の中で清清しく詠われました。澄明な光が届きます。

お礼　宏さま☆朝日浴び桐の枯れ葉の落ち行けり/をおとり上げくださり、素敵なコメントを頂戴し嬉しく拝読しました。有難うございました。啓一


（１２/８用）
★寒晴れて朝の地平の眩しかり○
★木漏れ日の温み嬉しき散歩道⊛佃氏
★ポインセチア窓辺に赤き街灯し

12.12.06寒林

★寒林を水に映して紅葉散る*ogutisi
★朝日浴び桐の枯れ葉の落ち行けり*konisisi
★水鳥の水の輪に揺れ枯れ葉かな






@kakan54 好きな句★すきとおる風呂吹大根に箸入れる/有花　 あめ色にすきとおった風呂吹き大根に箸をいれる時の独特の感触というか、気持がユニークに伝わってきました。寒い時には一番ですね。啓一

12.12.05 寒波

★霜の朝隣家の屋根に薄日差し
★北摂の青空仰ぐ十二月
★箕面山寒波にサルの姿なし

泰與さま　お礼　幻想的な鳥羽湾の夕景を見せていただきました。何度か行ったことのある地方ですのでとくに興味深く拝見しました。啓一


@kakan47 好きな句★この辺がワタよと秋刀魚ほぐされて /ますみ　秋刀魚はワタまで食べるのが通だと聞きますが、魚を食べるのが下手な小生には大いに共感を覚える御句です。啓一

@kakan53 お礼泰與さま☆寒林を突きぬけてくる鳥の声　に素敵なコメントをお寄せ下さり、嬉しく拝見しました。有り難うございました。啓一

12.12.04落葉

★寒林を突き抜けてくる鳥の声*ogutisi ◎
★落葉舞う並木道ゆく朝のバス
★庭中を埋めて枯れ葉の積もりけり


◎木の葉を落としたり、黄葉もからからと枯れ、常緑樹も真冬の色となった寒林には、引き締まる空気がある。その林を抜けてくる鳥の声も鋭く耳に届く。冬も鳥らは元気である。（高橋正子）









@kakan54 好きな句★冬暁や目覚めに熱きコーヒーを/有花　朝の寒さが厳しくなってきました。熱いコーヒーをいれてすっきりと目を覚まし、一日を始めたいものですね。啓一

デイＳでは暖房がよく効いて眠気を誘う一日だった。句作は必ずしもはかどらず。

テレビも新聞も選挙一色。各党同じような違うような主張で区別がつきにくく、有権者の熱意も下がり気味だとか。石原慎太郎の云うことはもっとも。共産党の云うことにも一部を除いて共感できる。
中央道笹子トンネルの大惨事。「上部のアンカーボルトは手が届かず目視点検しかしてなかった」というのはどうもこのトンネルだけだったらしい。出来ないことには目をつぶる悪い癖が禍いしてか。

12.12.ポインセチア

河野啓一‏@kakan52

★ポインセチア花心に黄金の鈴を埋め
★冬野菜鉢植えなれば日当たりに
★バラの園冬の大輪赤々と








5分河野啓一‏@kakan52

@kakan960 好きな句　★落葉積む路辺の明かりやバス通り /栄太郎　本格的な冬が近づき、落葉があちこちに。バス通りも例外ではありません。道端に積もった落葉が町の灯や車のライトに照らされ、町中が賑わう１２月ががやってきましたね。啓一














@kakan960 お礼栄太郎さま☆刈り込まれ町の静けさ十二月　に素敵な共感のコメントをお寄せ下さり誠に有難うございました。近くの住宅地ですが、人声もなく静寂そのもといった雰囲気を迎えております。啓一

12.12.02.十二月

投句★遠山に冬雲浮かぶ師走かなogutisi
★刈り込まれ町の静けさ十二月*kuwamotosi
★店頭に鉢花溢れ師走かな


寒い朝一月並みの気温とか。柿の葉もようやく落ち始めた。千里タウンの住宅地はきれいに刈り込まれた生垣が目につき一種静寂感を漂わせている。

@AndohKajika 好きな句★追われ来て鹿黒々と里に出づ /智久　犬の声か、あるいは銃声に追われて一団の鹿が里に出てきたのでしょうね。この時季の伊豆地方の風物詩でもあろうかと思いました。リズムよく快い詠みですね。啓一