河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.01.20日脚伸ぶ

2012-01-20 10:26:11 | Weblog
★日脚伸ぶ同期の友と再会し
★日向ぼこ眠気を覚ます鳥の声
★庭草も揺れて喜ぶ小春風

好きな句★ともし火を竹に阪神震災忌/桑本栄太郎 テレビニュースで見ました!人それぞれの思いを書いた竹筒にろうそくがともって--。阪神在住の人間にとっては忘れられない17年前ですね。啓一

3月号原稿訂正お願い (河野啓一)
2012-01-20 10:16:02
何時もご厄介をおかけして恐縮です。念の為再度のお願いです。
[雪原抄」と「選後に」でおとりあげくださいました拙句「七草の名も爽やかに粥を食ぶ」が作品7句河野啓一の中には入っておりません。つきましては作品7句の中の「初風呂や深々沈み浄土かな」と交換していただきますようお願い致します。投句日のずれから、図らずもご迷惑をおかけ致しました。

今日、念のため見てみると正子先生の「選後に」の方にも入っている。これでは誌の体裁上も明らかにまずい!まだ間に合うと思いコメント欄に書きこんだが、電話の方が良かったか。

12.01.18

2012-01-19 07:45:30 | Weblog
2012-01-18 07:17:36
森深し阿讃を跨ぎ山眠る
沖を行く船の霧笛や紀伊水道
柿の木の根元寒肥を念入りに
2010-01-19
日脚伸ぶ同期の友と再会し
日向ぼこ眠気を覚ます鳥の声
庭草も揺れて喜ぶ小春風

12.01.16春待ち

2012-01-16 09:23:39 | Weblog
★松原に春待つ心道の駅
★春近し瀬戸のさざ波屋島浦
★網走に流氷の報せ春遠からじ
@ @voldenuit1931 好きな句 物言わぬ木々となりたる冬曇/小西宏 さまざまな表情を見せて人を楽しませてくれていた木々も曇り空の下で何も云わぬ風情になってしまいました。でも春を待つ心を内に秘めてのことでしょうね。情趣豊かな詠みが印象に残りました。啓一

前頭葉のwoking memoryを鍛えると認知症の予防になるとnhk。Aでやった後出しじゃんけん等はそれらしい。

12.01.15春近し

2012-01-15 14:58:10 | Weblog


投句★枯れ芝についばむ鳩ら愛らしき
★下萌えに青きの見えて春近し
★冬鴉どこへ飛びゆく一直線

好きな句★屋根の上そっと顔だす冬の月 /足立弘 夜が寒いからでしょうか、時刻にもよるのでしょうか。冬の月は色も淡く、何故かおずおずと出てくるように感じられますね。共感の一句です。啓一

MrOが脳梗塞で倒れ自宅療養中とか。何処も病々介護で大変だ。アリスの電話を教えてあげる。徳島の城跡で見た鳩たちの姿が印象に残っている。やっと下手な句になったが---。

12.01.14春隣

2012-01-14 22:24:17 | Weblog
投句★冬潮を照らし朝日の今上る
★吉野川分かれ分かれて冬の海
★山上の眺め広々春隣

@ @kakan53 好きな句★早梅や日の出したたる浅間山/小口泰與 「日の出したたる」の措辞が新鮮な響きで季語と良くマッチし、好ましく思います。2句目もユーモラスでいいですね。啓一

M君がやってきてAは早退。2hrほど人生健康放談。今の若者が年をとるころには平均寿命短縮しているだろう添加物のいっぱい入ったものばかり好んで食べているから、など。
夜H夫人から電話あり。女の長電話も時に楽しそうではあった。南海地震津波の心配など。また暖かい日を選んで集まりたいもの

昨日13日、G。Hospへ。何と、Sさんは1/8に亡くなっていたとわかる!申し訳なし。人の世のはかなさ--。

12.01.12讃岐路

2012-01-12 21:48:18 | Weblog
★森深く阿讃を跨ぎ山眠る**桑本、多田氏
★讃岐路やうどんの湯気の懐かしき
★寒禽の声降る如く城址公園
9分前 お気に入りに登録 返信 削除 »

@ @kakan083 好きな句★冬木立合い間に見える湖光る/光子 季節感の溢れた自然で豊かな句ですね。お手本にしたいと思いました。啓一
@ @Miorinnosippo お礼 津本けいさま)☆冬満月たゆたいつつも山の端にの句に嬉しいコメントを頂戴し誠に有難うございました。車の中で気がついたのですが、満月は大きくて昏く見えました。啓一
(好きな句)桑本氏 ☆森深く阿讃を跨ぎ山眠る/河野啓一・・・徳島、香川を旅されたのですね!。眼下に海と四国三郎の四万十川の光景まで眼のまえに見えてくるようです。「阿讃を跨ぎ」との措辞にスケールの大きさを覚え素敵です。1/13

佐高信/西部あきらの対談を週刊Gで読む。多々参考になる。意見一致する箇所が多い。

02.01.11冬の瀬戸

2012-01-11 21:15:08 | Weblog
★冬の瀬戸並びて白き大吊橋
★小寒の吉野川越え阿波に入る
★冬満月たゆたいつつも山の端に○*津本氏        (徳島に一泊旅行)

9日朝8時半泰介の運転で淡路経由高松へ、丸亀宝光寺へ。途中天かまうどんで遅い昼食。墓参を終え引き返して徳島眉山の簡保の宿へ。夜道も若者のカンとポータブルカーナビのおかげで何とかたどり着く。
会席“剣の舞”は海山の幸を巧みに調理してあり、大変結構でした。夜景がきれい。ちょうど冬満月の日で風情ある月見も出来た。
10日朝立って徳島城址公園や第一番札所霊山寺など観光少々。夜7時に無事帰着。草臥れたが、面白く有意義であった。

12.01.07伊根の里

2012-01-07 21:11:44 | Weblog
七草の名も爽やかに粥を食ぶ
冬潮の穏やかに寄せ伊根の里
大漁旗風にはためき鰤躍る

昨夜から床暖が回復してホッと一息、しかし今日は寒い夕方で、Sさんの見舞いは明日日曜にすることに。寿美子さんと泰介に電話連絡が取れる。インターネット俳句センターのURLが変更になり、ショートカットを作り直す。投句も正子師の方に試みる。

12.01.06寒の入り

2012-01-06 11:13:38 | Weblog
★寒暁の雲広がりて光を空へ
★牡丹雪積もる気配も淡く消え
★寒の入り狭庭のいよよ静かなり

@ @voldenuit1931 好きな句 ★孫帰り腑抜けとなって松の内/小西宏 一読そのとおり!と膝を叩きました。人情の機微を簡明に表現された愉しい句ですね。啓一

床暖の故障で寒い朝。今日は小寒。寒中見舞いの作成。ユニクロのヒートテックは東レが原糸を生産しているそうな。投レもファーストリテイリングトリも良く儲かっているそうな日経朝刊。ブレア氏の履歴書が載り出したが、読んでゆくと彼は若い時からなかなかの野心家であることがわかってきた。日本の政治家よりスケールが大きいようだ。

12.01.04冬晴れ&3月号投句控え

2012-01-04 19:53:13 | Weblog
★冬晴れの空かがやかに生駒山
★初風呂に沈み深々浄土かな
★寒鰤の切り身盛り上げ鍋囲む

@ @kakan54 好きな句★おだやかに明けし大和の初景色/多田有花 穏やかで佳い句ですね。毎年奈良の倅の家で正月を迎えるのですが、今年は向こうからやってきましたので想像するだけですが-。大和三山の様子などが心に浮かびます。啓一

Sへ初出勤。帰途、雪が降り出した。庭は少し積もる気配も。

①猪狩りの話を聞きし奥丹後
②冬耕を終えて夕日陽に一礼し
③庭隅に一輪白き水仙花
④友送る車窓に高く冬の虹×
⑤枯れ蔓を引いて力の余りけり
⑥夕茜たちまち消えて鳥の群れ×
⑦列島の山河にひびく除夜の鐘
⑧あるがまま生きて良しとす老いの春×
⑨初風呂に沈み深々浄土かな
⑩須磨浦に潮満ちくれば浜千鳥



浜千鳥
河野啓一
猪狩りの話を聞きし奥丹後
冬耕を終えて夕日陽に一礼し
庭隅に一輪白き水仙花
枯れ蔓を引いて力の余りけり
列島の山河にひびく除夜の鐘
初風呂に沈み深々浄土かな
須磨浦に潮満ちくれば浜千鳥