河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.01.30寒烏

2012-01-30 10:04:43 | Weblog
★生駒山寒さの底に沈むごと*
★電柱の先からふわり寒烏
★冬耕のひと坪菜園青み増し

@ @Miorinnosippo 好きな句★バスの窓に冬野の空の広々と/津本けい 冬野をひた走るバスの窓から広々とした青空が眺められ、寒さの中にも明るさが感じられます。啓一

全国的に寒さの底は火水木で土曜から少し暖かく、というテレビニュース。寒さのせいだろうかむかしのしりあいがひょこっと出てくる奇妙な夢で朝が来る。空は相変わらずの曇り空。

原子力災害対策本部の会議で議事録が残っていなかった”歴史の空白”が、今国会で追及されている。閣僚から役人まで浮足立ってしまい、誰も記録のこと想起しなかったのか。いくら阿吽の呼吸でことが運ぶ文化とお国柄だとしても、災害や戦乱の時の民族の対応力の資質について反省が必要だろう。相も変らぬ揚げ足取りいとカッコつけ狙いの国会論戦--。一度シャッフルしなおす必要があるという石原都知事の発言はほんとにその通りだと思う。

*☆生駒山寒さの底に沈むごと/河野啓一 奈良県と大阪府との境にある生駒山もこの二三日の本格的な寒さに負けて闇の中に沈むように見える。本当に寒い日が続きますね。お風邪を召さないように