河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

11.12.17葉牡丹

2011-12-17 21:44:04 | Weblog
★初霜の夜明けに響く鳥の声
★葉牡丹の植えられきらら陽を反す
★年の瀬や一年の句作振り返り

@ @kakan67 好きな句
★月の浜瀬音となりて暮れにけり/下地鉄 南国の夕暮れ時の浜辺を想像しました。素晴らしい情緒が印象に残りました。啓一 

Aで久しぶりに囲碁が数局。やはりFさんが一番強い。F-K-O-Aの間隔は1,2、4目くらいか。いか。Oさんは口が先行する傾向。 

11.12.16日向ぼこ

2011-12-16 10:25:18 | Weblog
★冬麗の空広くして雲多少
★泰山木は照葉光りて日向ぼこ
★小春日の窓辺に座して句想練る

@ @kakan960 好きな句★生駒山冬の霞の遠嶺かな /桑本栄太郎 生駒山系のなだらかな起伏のようなリズムの良い詠みに惹かれました。啓一
@ @kakan53 お礼小口泰與さま☆冬茜たちまち消えて鳥の群れ に句意を補って素晴らしいコメントを頂き誠に有難うございました。仰る通り残照の中の鳥たちを飽かず眺めております。啓一

朝から好天気、小春日の窓辺。家内は久しぶりにグランドゴルフに。

11.12.15丘の木々

2011-12-15 21:57:42 | Weblog
★冬空に映えて耀く丘の木々
★冬茜たちまち消えて鳥の群れ
★黄熟の森に池あり鳥の棲む
好きな句★枯枝に鴉点々会議中/小西宏 大変賢いといわれる鴉のことですから、枯れ枝に集まって会議というのもありそうですね。そのように想わせられる愉快な句です。啓一

@ @kakan54お礼 [年の瀬の打ち納めして三連敗]に愉快なコメントありがとうございます。決して余裕はありませんが、この次は、といつも思っています。啓一

11.12.14年用意

2011-12-14 22:03:30 | Weblog
★年用意ハガキ印刷だけ終わる
★冬蝶の小さき羽根やいじらしき
★年の瀬の打ち納めして三連敗
お礼小口泰與さま☆山茶花の花は枝ごと溢れいて に嬉しい共感のコメントを頂き誠にありがとうございました。啓一

11.12.13山茶花

2011-12-13 17:59:58 | Weblog
★年の瀬や妻恙無く年をとり
★山茶花の花は枝ごと溢れいて
★毛糸編む妻は一人で愉しそう

好きな句 ★雑草といえど煌めく霜の朝 /桑本栄太郎 雑草といえども霜の朝にはきらきらと光って見えます。その美しさに気付くのもまた、自然を知る作者の心でしょうか。啓一

お礼 津本けいさま)☆友送る車窓に高く冬の虹に暖かい素敵なコメントを頂き、有り難うございました。くっきりと大きな虹が見えたとの家内の話を題材に致しました。啓一 

北町はどこも山茶花が満開で、特に今年は花つきがよいように見える。快晴で気持のよい日。具子はOKで帰ってきた。花冠の10句をKさんに拡大コピーしてもらった。明日掲示してくれるようだ。

11.12.12落葉

2011-12-12 20:34:37 | Weblog
★色かたち落葉さまざま年は行く
★冬の虹街並みの上ひとまたぎ
★友送る車窓に高く冬の虹


@ @kakan51 好きな句 ★凛りんと月光降れる冬の街/小川和子 冬の満月の夜はまさに身が引き締まる寒さですね。「月光降れる」が素晴らしいと思いました。啓一

Tさんと本年最後の手合わせ。圧倒的にリードしていても最後にミスを連発。2敗1待碁。

11.12.11スケーター

2011-12-11 17:33:21 | Weblog
★青春を華麗に舞いてスケーター
★クリスマス飾りつくるやデイの午後
★いくつもの色取り合わせポインセチア

好きな句 ★落葉を終え梅林の整然と/多田有花 
さっぱりと葉を落として冬仕度を終え、梅林は春を待つのですね。寒い時期ですが、春の遠くないことを教えてくれる御句です。啓一

11.12.10月食

2011-12-10 21:04:32 | Weblog
★月食を想い朝焼け仰ぎ見る
★冬麗の朝日に向かう鳥の群れ
★隣家の屋根真っ白に朝寒し

@ @kakan53 好きな句 ★風の無き赤城の裾野麦を蒔く /小口泰與 平素は風の強いであろう赤城山麓で、好天を見計らって麦蒔きをされているのでしょうか。「風の無き赤城の裾野」の措辞が好ましく、広い豊かな景が想像されます。啓一

寒い朝。室内でも11度。M先生からメールが来ている。教室の荒廃や教え子に訃報や入院などいろいろあったそうな。ともあれ年の瀬だ。フェイスブック句会も今年は終わりとのこと。

11.12.09落ち葉掃き

2011-12-09 14:43:58 | Weblog
★雪便り田舎の友のメール来る
★落ち葉掃き妻は朝から忙しく
★色深く青き聖樹の点滅す

好きな句★大皿に炒め大根の葉が溢れ/高橋秀之 大根葉の炒めものが大皿に盛りあげられている、食欲と栄養を共に満してくれるご家庭の一品ですね。それにしても葉付き大根があまり売られていないのが惜しいと思います。啓一


お礼小口泰與さま ☆八日など知らぬ若きや十二月 に共感のコメントを頂き有り難うございます。孫子の年ともなればこうした民族の記憶は風化してしまうのかと残念です。啓一

11.12.08

2011-12-08 18:37:26 | Weblog


★八日など知らぬ若きや十二月*小口氏
★六甲の粧い見上ぐ神戸港
★雨上がり枯れ葉をつるす蜘蛛の糸*小西氏 

(好きな句)★大雪の夕日老いゆき茜かな/桑本栄太郎 
二十四節気を巧みに盛り込まれ、季感豊かで巧みな詠みに印象付けられました。[夕日老い行き」がユニークですね。啓一

@ @kakan960 お礼 桑本栄太郎さま ☆冬耕の終わり夕陽に一礼す/をお取り上げ下さり、心温まる素敵なコメントを頂き誠に有り難うございます。嬉しく拝読しました。

Yさんと久しぶりに俳句の情報交換。日経新聞の俳句欄や夕刊文化欄など。

第7回句会投句を8時に済ます。

*22冬耕を終えて夕陽に一礼す***祝、桑本、藤田氏
*23枯れ蔓を引いて力の余りけり*小口氏
*24猪狩りの話を聞くや奥丹後*津本氏

奥丹後ならば猪も沢山いて猪狩りの話も普通の話題なのでしょう。​各地方の暮らしの多様さを面白く感じました。また自慢そうな話し手の様子も愉快です。(津本けい)