河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

11.07.17緑陰ネット句会

2011-07-17 22:37:13 | Weblog
(16日投句)
緑陰に座せば吹き過ぐ山の風
空晴れて祭太鼓の試し打ち
この猛暑負けるものかとコンチキチン


★空晴れて祭り太鼓の試し打ち/河野啓一(銅賞)
「試し打ち」に、祭への張り切りようが想像できる。「空晴れて」なので、思い切りの試し打ちだろう。まだ不調子があれば、本番でない面白さと思える。(高橋正子)

信之、正子両師の特選8句にも夫々入れていただく。

*小口、迫田、藤田、津本、後藤各氏にも選を頂戴し、トータル7点、自分としては古今未曾有の出来事。
正子師ご講評のごとく「試し打ち」が良かったのだろう。最初の「杜の辺に」があいまいだたのを単純明快に「空晴れて」としたのもよかったのかもしれない。
天神祭は25日、住吉祭りは30日のはずだ。昔はこんなに暑くはなかったように思う。テレビで祇園祭宵山、山鉾巡幸の様子を見る。
今日はゆっくりと、選句とコメントの勉強をさせてもらった。よい一日。