河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

11.01.07七草

2011-01-07 10:18:45 | Weblog
七草に青き生気を賜りぬ
七草や思う故郷川の岸
寒晴れの森煌めかせ朝日かな

七草粥を食し終わって、具子が緑地公園へ行きたいという。晴れてきたので、今のうちにと出かけたが、雪花ながちらちら。寒い。車椅子から立ち上がる時に足場が悪く尻もちをつく。これが起きられない。作業員のおばあさんが通りかかり、何とか立ち上がる。
昨日のメタセコイアの句が佳句に。古田氏にも選をもらう。

11.01.0寒林

2011-01-06 19:39:34 | Weblog
葉を落としメタセコイアは屹立す ○*古田氏
寒林の樹冠さくらや欅やら
正月の森ゆっくりと鳩一羽


具子の6ヶ月検診は一応OK。あと2回何もなければ、と云うところまで来た。Kの2Fから向かいの森を見て3句。
実習生の奥さんがやってきている。子供4人とか。ヘルパー2級取得のため。因みに介護福祉士もだんだん取りにくくなるようだとS君が言ってた。 

11.01.05冬ぬくし

2011-01-05 17:40:35 | Weblog
ガラス越し朝日は低し冬ぬくし
冬ぬくしデイサービスの笑顔かな
冬バラの路傍に咲ける凛として

1/3の発信でF君から速報が来る。旧友の吉田信男君が去る12月25日に亡くなった由。数年前に前途有望な息子さんを亡くして―、と云うこともあったようだし、以前胃がんの手術をして治ったものと思っていたが、そうでもなかったようだった。この年になったら何が起こっても不思議でないとなれば、止むを得ないか。ただ冥福を祈るのみ。合掌

11.01.04花冠3月号控

2011-01-03 16:05:51 | Weblog
①初詣変わらぬ鄙の御社
②ポインセチア赤し街にも我が家にも
③鳥声のしきりに聞こゆ二日かな
④さざめきて実南天は薄日浴び
⑤漱石忌雲に響くや鳥の声
⑥干し大根生まれは遠く桜島
⑦冬薔薇門辺に淡き灯しかな
⑧竹林の色は明るし風寒し×
⑨信貴生駒東天染めて初日かな×
⑩見るたびに粧い落し山眠る×
1/4に1句交換申し出③---冬空の青きに鳥の声ありて

11.01.02二日

2011-01-02 17:37:49 | Weblog
鳥声のしきりに聞こゆ二日かな◎
年始客帰りし門辺の風静か
茜雲空に漂う冬夕焼け

11時す過ぎ良太がまずやってくる。昼過ぎから浩夫婦と尚子ら3人。孫3人が皆同じような背丈と黒縁めがねで大変よく似ていて、最後にやってきた文雄、尚子夫妻もびっくり。
孫が大きくなってきて外人の悪口などもタブーではなくなり、ロンドンで財布をすられた話やシカゴのギャング対策、イタリアでのかっぱらい事件、シナ人のタフさなど、トロントにホームステイを予定している子にも参考になる話で賑やかに。夕刻皆一斉に引き上げた後はぐったり。
慎ちゃんが昨夜Uチューブでテニスの試合を見まくっていたが、ヤフーから検索でソフトをひぱりだしたものらしかった。

11.01.01屠蘇

2011-01-02 09:36:06 | Weblog
玻璃戸越し朝日を入れて屠蘇祝う*桑本氏
駅伝を箱根に見つつ屠蘇の香を
冬薔薇色良く形ひき締めて

今朝も良い天気、箱根駅伝のスタートを見ていると、雑煮ができましたと声がかかる。
孫たちは夕べの“勉強疲れ”かよく寝ている。昨夜の送信ミスを発見、そのときもどうもおかしい感じがしたが。あわてて訂正。
ブルームーンの大輪が引きしまった良い剣弁咲で暮れから3輪も開花。

2011.01.01初詣

2011-01-01 23:33:50 | Weblog
雪降りておもく低きや除夜の鐘
朝晴れて嬉しき年を迎えたり
孫と子に惹かれ押されて初詣

予報ははずれて生駒山の方角に陽の光が。浩ら4人12時ごろ到着。タラバガニの大きな足と手作りのお節料理を持参で。向こうの雪は大したことないそうだ。お屠蘇の酔いで地球40億年の持論を弁じる。ご先祖に感謝して楽しく行きましょうという結論に。小野原春日神社へ。天気が良くなって参拝客の行列。
何十段もの階段を上るのに四苦八苦。結構なリハビリに。夫婦は晩飯を済まして帰宅、和、慎が泊まることに。囲碁の相手をする。和は結構強く5子で打ち分け。