10.02.15冬水仙

冬水仙まだ咲き誇り春隣
白梅の蕾膨らむまん丸く
春の雨森にきのこも顔を出し（雨を得て目覚めし森の小人たち）

今日は一日雨模様。背中の痛みはどうにもならない。

10.02.14すみれ

むらさきの菫探して野の小道
菫草いつしか群れて既に春
空晴れて森の木陰の花すみれ

この2日の寒さでか、また背中が痛い。庭の白梅と菫は良く咲いてきたが、春いまだし気温だ。バンクーバー冬季五輪始まる。開会式で先住民の歴史みたいなのをやっていて興味を惹いた。

10.02.浅蜊汁

浜名湖の産とて飲むや浅蜊汁
白梅の咲き出す庭の春近し
春浅し田舎饅頭昼餉時

１０。０２.１２雑詠

生姜湯にねぎと砂糖を寒戻る
梅一輪空に伸び出し庭の春
春入日海辺の村の波の音　○

具子は殆んど回復、平熱に。やれやれ。しかし寒い日。背中はぶり返す。
「建国日」を正子師に◎にとって戴いたので気を取り直して作句数点。
昨夜泰介から届いたカーヂガンは春らしいなかなか良い色。

10.02.11建国記念日

大和なる山々深し建国日 ◎
雨空に古事記ひもとく国建つ日
春まだき今日は建国記念の日
昨夜から具子が体調不良、発熱、。ついに風邪が本格化。デイへ行く、少しでも負担軽減に。メジコン、サワシリン、クラリスと、古い薬を見つけて1,2飲んだが‐背中の調子のほうも必ずしもよくない。サンデー毎日が、にわかに小沢氏の肩を持つようになっている？

10.02.10春の雨

春の雨色濃く目覚む六甲山
暖かきそよ風連れて春の雨
春の雨街路樹の芽も潤いて

しっとりとした春の雨。暖かい朝だ。背中の調子もG。鳩山内閣は枝野氏を閣僚に起用。小沢独裁の声をやわらげようというのだろうか。右往左往しなければよいのだが--。

10.02.09水温む

水温む頃となるらし野の小池
せせらぎの幽かな音や水温む
水温む川辺に立てば草の芽も　＊飯島氏

急に暖かくなって、朝の庭の空気も心なしか変わってきた。花冠３月号をデイケアSの皆さんに見てもらう。今月号は表紙の色も早春にふさわしく素晴らしい。皆々大いに感心して見てくれる。
トヨタも、O幹事長もじわりと窮地に、の感あり。さてどう展開するか？

10.02.08早春

早春の狭庭に小さきショベル持ち
枯れ枝に絡まり蔓草春を待つ
空広く仰げば白し春近し

10.02.07パンジー

よき艶のパンジー大輪咲きを植え
パンジーの黒目パンダの目に似たる
日溜りに菫探せど芽も見えず

花冠３月号が届く。見開きページに薩摩の句が載っているのを具子が見つけて歓ぶ。
今朝も起きたときには雪が降っていたそうな。
良く見ていると何と、初めて、大きな活字で5頁目に拙句が掲載されている！（藤田氏などに比べると句のレベルはかなり低いが）早速師匠に礼メールを打っておく。

10.02.05初雪

早春の朝音もなく雪の舞う
北摂の森に初雪空青し
浴槽に浸れば外は牡丹雪　○

寒い！　朝起きて間もなく牡丹雪がが降ってきた。空は昼前から青空に変わり、陽光がさんさんと--。新潟など雪国の人はほんとに大変だろうと思う。積雪3ｍに近いところもあるらしい。