河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

09.05.09雜詠

2009-05-09 17:21:26 | Weblog
朝の薔薇陽に耀きて庭に立つ
川岸に座せば嬉しき若葉風
両岸の若葉を愛でて川下り

ワンパターンの作句で進歩がない、と自分でも思う。
アリスで大谷さんが2丁目の会長経験者と分かる。
本田さんケアマネ業、約40人と聞く。

09.05.07青葉雨

2009-05-07 21:25:17 | Weblog
青葉雨並木の木々の華やげる
ユリの木の青葉は雨にまた繁り
五月雨や野の池囲む森の木々

今日も一日愚図ついた天気。
具子の胃カメラは年配の上手な医師に当って楽でよかったたとのこと。所見もなし。

09.05.06豆ご飯

2009-05-06 09:12:26 | Weblog
山里の香りほのかに柏餅 *黒谷、上島氏
たかんなを食めばさくりと山の味
朝採りの豆が自慢の豆ご飯

朝採りの色つややかに豆ご飯

朝方まで雨だった模様。薄日が差したり曇ったり。G・アイリスの二色花が窓の外に先週から咲き続けている。絶滅したと思っていたのが復活して値打ちものだ。
昨日食べた徳島県(三好町)の菓子舗の柏餅は良心的な味で、柏の葉も地元の採れ立てのような感じだった。  初夏の花、初夏の味覚。

09.05.03風薫る(&飯島治朗氏)

2009-05-03 09:52:38 | Weblog
風薫る空の青きを吹き抜けて ○選1*宮本氏
干されたるシーツの白さ風薫る
風薫る不戦の誓いつまでも

「去来抄」同門抄33(季重なり参照)に芭蕉の弟子達が季重なりについて論じた有名な一節があるように、古来から幾多の論と解釈がなされているのは、周知の通りです。
 虚子の句に、「学僧に梅の月あり猫の恋」があります。「梅」と「猫の恋」との響き合いによる相乗効果のある句となっています。許六の言う「季と季のかよふ処」と解釈します。虚子の同様の句は幾つもあります。「緑」と「五月来る」も同様と解しています。
ただし、風国と去来と許六の意見は、三者三様です。現在も然り。俳人により、温度差があります。季重なりの秀句が存在する以上、季重なりの句を否定はできません。
ただ初心者は避けるべきとはよく言われています。信之先生も、正子先生も、一季語を大事にと指導されています。

安房先生から電話。神戸に帰っている、元気そう。東京では半日デイケアに週2の由。明日細見君が来るとか。


09.05.02青葉

2009-05-02 17:27:58 | Weblog
青葉して稜線伸びる生駒山 *高橋氏 下地氏
森の木々青葉若葉を競いおり *黒谷氏
窓の外見やれば其処に青葉かな

アリスの帰途、小西さん宅で新田の筍をたくさん頂戴する。大好物ゆえ遠慮なく頂いて帰ることに。