09.02.07早春

-Ｍさんの白寿を賀して-
早春の空に真白き鳩の舞う
春浅く木々夫々の色をして
寒明けて水草みどり陽に染まり

栄さま白寿目出度く春麗
愛和園春のよき日や白寿賀す
春の日に皆で寿ぐ白寿かな

白寿を祝う句を推敲していて、簡略化を徹底して良くなることが分かる。要は、良い材料を見つけ、それをどう加工するかということか。
アリスは1時に早退して、順教寺北岑住職が二時に来て、阿弥陀経を読んでくださる。
しらなかったが、去年3月に学校は退職された由。先代と同じ五二歳で。

09.02.06蕗の薹

ほろ苦き小言母者の蕗の薹
蕗の薹陽光求め日溜りに
木の陰に潜みてまるき蕗の薹

具子にふきのとうを採ってきて貰い、確認の上作句。7日は母の15回忌に当る。
萓野に昨11月から開業のコーナンへ行ってみたが、駐車場トイレ完備で大型スーパー調。本や週刊誌も売ってる。@48円のパンジー苗をたくさん買い込んで帰る。気にかかっていた松井さんから電話。雨森さんへ行ったところ、やはり流感であったそうな（Ａ型）。快方に向かっているようでひと安心。泰介からメールが来てこれもＯＫ。

09.02.05春の朝

春の朝ビオラぎっしり咲き揃い　(玄関前）
枯れ枝にうっすら光るうすみどり
庭先の枯れ枝小鳥の毛づくろい

膨らみて蕾支度や森の木々
空光りうすみどりなす枯れ木かな(緑地）

今日の秀句に連続2/3、2/4。こんなこともあるのだ！
中村先生に白番Ｃａ30目負け。松井さん流感？喉が痛く熱が下がらぬとか。やはり受診が必要と勧め、８日のハービス会は中止とする。

09.02.04春立つ日

水音して箕面連山春浅し　　◎今日の秀句
木々の葉の朝日に映えて春立ちぬ　＊多田氏
白鳩の群れ舞い行けり春立つ日

昨夜は関藤さんのくれたＤＶＤのお蔭で具子尚子共々、美しい絵と音で日本の抒情歌を堪能、機器の扱いも90％慣れてきた。気分よく寝て今朝は立春、快晴。具子は久しぶりにテニスコートへお出かけ。今朝の4チャネル、みのもんたでは谷人事院総裁を呼んで来ていろいろやっていたが、石川出身、東大法、郵政次官後天下り理事長1回を経て人事院総裁に、というひと。何を言われても全く恐れ入るということがない。
続いて衆院予算委員会を聞く。水掛け論で、スレ違いばかり。”答弁になってない”と言う声ばかり。聞くのもあほらしくなる。

09.02.03白梅

朝日射す狭庭の隅に梅一輪　　＊小河原氏
白梅や簡素な暮らし第一に　　＊国武氏シンプルイズベスト　◎今日の秀句
鬼やらい年を忘れて声高く

昼から雨。寒い日。さつきにボランティア女性が3人、音楽療法の一端とて大声で叙情かを合唱、温まっておなかも減って良かった。
尚子が夕飯に寄る。・まき寿司と鰯の塩焼き。盛田昭夫の自伝を良太に読ませるべしと紹介する。アキコちゃんの修学旅行の話なども。

09.02.03花冠4月号投句（控）

1.色深く熾火残して焚火果つ
2.焼き芋の売り声遠く星の夜
3.冬耕や赤き夕日を浴び帰る
4.ブナの森落ち葉を土に返しつつ
5.寒卵割れば陽光輝きて
6.元日の碧空熱き球蹴られ
7.冬靄の入り江静かにかもめ舞う
8.白魚や勝浦漁港春近し
9.紅蕾の満ち溢れ来て八重椿
10.二月来る朝日まっすぐ差して来る
　　

09.02.02雜詠

箕面山まだ眠れるも空青し
カラカラと扉開ければ春隣
膝毛布離せぬ年を嘆きおり

今朝も絶好の天気。浩からメールが来て兄弟俳句に選句をくれる。感心。具子はガスバーナーの交換機種を選ぶため、千里阪急Ｈの展示会場へ出かける。小川和子氏から「二月来る」に1票入れてくれる。句意は十分通じたようで納得。
久しぶりに田中さんと碁。○●●　やはり欲張っては成らぬ。プロの攻め方を忘れるな。生きてもらって少し得すればよいのだ。

09.02.1二月

　二月来る朝日まっすぐ差して来る　**小川和子氏、志賀泰次氏
　早や二月誕生月の巡り来て
　木々の葉は煌めき空の雲寒し

「色深き熾き日」が今週の特選7句のトップに載っている。但し、礼を書いている5,6分の間に古田氏の「100本の竹」の句が最優秀になり、上島氏は最優秀の二席になっている。単なる配列ミスだろうとは思うが--。

ちょっと朝寝をしたところ良い陽射しで真に気持ちが良い。たちまち居ながらにして2句出来る。句作には精神状態や気分が大切だと認識する。ＢＳ-3はモルディブの珊瑚礁の話をやっている。