河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

20.1.09当季雑詠(年末年始)

2008-01-09 16:13:56 | Weblog
窓に入る陽射しの淡く冬至る
餅つきの数を数えてデイの暮れ
枯れ蓮の下泳ぎ行く鴨の群れ
風呂吹きの湯気暖く妻笑顔
冬椿嬉し一年巡り来て

生かされて喜びの年初御空
ゆるやかに流る大和や冬の川
去年よりの想いを継ぎて初日記
鈴生りの八朔夕陽を溢しけり

家内は昨年の入院手術から無事1年が経過し、大阪の絵画教室へ通うだけの気力が戻ってきた。今日は一人で留守番。寒中と言うのに3月並みのポカポカ陽気だ。

2 コメント

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好きな句 (小西 宏)
2008-01-10 22:49:21
窓に入る陽射しの淡く冬至る

窓から入る冬の日差ほどやわらかに心なぐさめられるものはありませんね。おまけに冬至の日とすれば、これから少しずつ伸びていく日照の希望を感じさせます。
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お礼小西さま (河野啓一)
2008-01-24 16:41:10
嬉しいコメントを賜わり有り難うございました。御礼がすっかり遅くなりまして申し訳ありません。お立ち寄り下さり感謝感激です。
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