河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.05.05立夏FB句会投句 &7月号予稿

2012-05-05 18:17:18 | Weblog
★萱葺きの里にはためく鯉幟
★新茶汲むみどりの色香注ぎ分けて入賞*
★森の辺に色重ねたる新樹かな入賞** 

*新茶の色や香りを感じられ、注ぎ分ける所作まで見えてきて清々しい気持ちになります。(黒谷光子)

**i森の中に入れば沢山の樹木の色がそれぞれの色の新樹となり、競うように茂りだしてきた、初夏の景色です。(祝恵子)

7月号予稿案

1春深し小枝に小鳥来てとまる
2今朝よりは芽吹きの兆し庭の柿
3曇り空背にし菖蒲の芽吹く朝
4柿若葉日々育ちゆく愉しさに
5松緑摘みて見晴らす生駒山
6新茶汲むみどりの色香注ぎ分けて
7菖蒲湯や浮かぶ根元の逞しき
8.森の辺に色重ねたる新樹かな 
9.校庭の彩なる躑躅大株に
10.樟若葉住吉大社は海の神

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