河野 啓一/花冠同人

河野啓一の俳句ブログ

12.06.16梅雨晴れ間-2

2012-06-17 10:53:43 | Weblog
★野菜畑耀く青葉拡げ来て
★朝顔のつる伸び始む支柱立つ
★梅雨止みてぽつり一軒釣具店


@ 好きな句★あけぼのの代田をはやす夫婦鴨 /小口泰與 早朝の田んぼに番いの鴨が出てきて勢いよく泳ぎ始めた、そんな情景を想像しました。良く知りませんが水田の鴨は草取りもしてくれて役に立つのだそうですね。啓一
 
昨夜の雨は上がって薄日が差し良い天気。今日は父の日。泰介浩尚子夫々からコンタクトがある。最近の風潮は母の日、父の日と行き届き過ぎている様に想う。テレビニュースを見ていても、お父さんが子供と電車の駅員のまねをしたり、レーシングカーの模型を系を走らせたりの、小市民的な自己満足だけをを煽っているように思えてならない。
プレゼントだ、食事だ、催しだといつまでも子も大変だ。

こ今朝、④のサンデーモーニングだたか。金子教授のその他メンバーの意見はいずれも原発再稼働の政府決定を非難。「停電したらどうするの」、と嘉田知事も橋下市長も脅かして--、原子力村の再生を企て、3.11以前に戻そうという動きになってきていると感じているようだ。
目の前の経済の都合だけを見て、新生日本再出発の絶好の機会を逃しつつあることが嘆かれていた。全て同感だ。

それにしても日本のマスコミ、メディアはなぜこんなに問題意識が欠如し無気力になてしまっているのだろう? 軍部の横暴を恐れて”大本営発表”に何もできなかった反省は何処へ行ってしまったのか?

要するに有史以来人間は何も進歩していない。今も絶え間なく失敗や紛争をを繰り返そうとしている。ギリシャで、シリアで、そしてフクシマ-オオイで。そして、本来寄せ集めで成立したこの国だ。その場しのぎだけは上手な我々日本人は必ずしも優秀な民族ではないのだろう。何事もなんとかうまくことなく行くというのは幻想に過ぎない。この年になってやっと気付いたことではある。

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