秋の川流れ豊かに水紺に 水紺に
透きとおる青空を背に秋桜 <良夜抄>
朝日さす庭や一途にちちろ虫
水鉢の水澄みたるや目高飼う
冷ややかな白き花瓶に野の花を
小鳥来る明治の森の木洩れ日に×
静かにて愉しき暮し梨を剥く
銀杏の堅きをからから瓶に詰め
紅芙蓉最後の一花かも知れず ×
秋声やベンチに座して書を開く ×
透きとおる青空を背に秋桜 <良夜抄>
朝日さす庭や一途にちちろ虫
水鉢の水澄みたるや目高飼う
冷ややかな白き花瓶に野の花を
小鳥来る明治の森の木洩れ日に×
静かにて愉しき暮し梨を剥く
銀杏の堅きをからから瓶に詰め
紅芙蓉最後の一花かも知れず ×
秋声やベンチに座して書を開く ×