杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

知能と本能

2011年01月23日 | 日記
知能がある生き物と本能だけの生き物はどちらが幸せか。
人間社会の争いを見ながら、私はふっと思うようになった。

アフリカの草原で繰り広げられる弱肉強食の熾烈な現実と、
人間社会で止む事知らぬ戦争の実態を考えると、
殊更、どうなんだろうと思うようになった。

人間は、知能の発達に伴い科学が進歩してきた・・・
はたして、それが幸せだったのだろうか ?
知能と科学の進化に伴い感情としての幸せ感を失って来たの
ではないのか ?

人間特有の感情、もちろん他の動植物にも有るとは思うが、
人間のそれは秀でているだけに様々な考えに捉われるように
成ったのではないか ?

ただ、黙々と食料を求めて狩をし、農耕に目覚め、小さな個
から段々と集合体に移っていったのであろうが ?
まだ其の頃の人間は単純な思考で今だけを見詰めていたような
気がして成らない。

単調な日々の繰り返し、他の肉食動物の外敵から身を守るだけ
の生活は、知能の発達に伴い高度な文明を手に入れた人間社会
が喪失してしまった魂の幸せが有ったような気がして成らない。

私が日常目にする、重信川河川敷界隈のか弱き生き物たちを
見るにつけ、
彼たちの感情は、どんな形で自然を、人間を見ているのだろうか
と、その哀れな胸の内を推し量るようになった。

人間並みとは云えないまでも、彼ら為りの感情が有るだけに
不憫で為らない。

かけがえのない地球、この母なる大地を大切にせず粗末にする
付けは、大変な厄際として人間界に降下するのではないか。

他の方は、どんな感慨をお持ちか伺う事はしないが ?
私は、その天の裁きを従順とて甘受し、覚悟を決めている。
何事も未来永劫は続かない。

そして、一旦無に帰り数千年の眠りの後、再生すれば良い。

あなたは自分の人生に、自信をお持ちですか ?
子孫に何を残そうとしていますか・・・?

爽やかな日曜日
重信川河川敷の自然の音色を聴きながら、
自宅の居間で思索に耽っています。 ・・・。。。

                         合掌



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