杉の子のひとりごと

私の交友録などを中心に,思いを綴っていきます。

友の復縁

2012年05月06日 | 日記
横浜在住の友が久しぶりに帰郷していたが、
Uタ-ンのための帰り便の短い時間を縫って
三越松山店で待ち合わせをした。

10年前に、松山店近くの居酒屋で会って
以来である。

ちょうど1階ロビ-で松山中央高校の吹奏部
が演奏の真最中で沢山の観客で埋まっていた。

午後3時携帯をかけるも通じない、
彼は既に其の場に居たのだが大音響のために
呼び出し音が聞こえなかったのである。

結局は見つけることができたのだが、
10年の歳月はお互いが分からないほど
顔かたちに年輪を刻んでいた。

私とは歳が違っているが本家の従兄の次男と
仲良しで、私とも旧知の間柄なのである。

資産家の跡継ぎだったが時代の流れに抗し
きれず家業を絶たんで故郷を後にした。
苦節十数年、都会の荒波に耐え、別れていた
愛妻と復縁に漕ぎつけることができた。

久しぶりの里帰り、Uタ-ンの合間を縫って
再会となったのである。

子はカスガイ、東工大卒の長男が一流企業に
就職して結婚式を挙げ、両親の復縁に花を
添えたのである。

奥さんの兄さんは東大、その長男も東大卒、
その従兄弟同士が大財閥の一流企業に揃って
入社し奮闘している。

彼の息子の学位論文(博士号)をみせて貰ったが
全部英語、格調高い論文に圧倒された。

親がいなくても子は育つ、
奥さんとも電話で話したが、良い結果を向かえて
人事ながら祝福させてもらった。

奥さんの兄さんは、私にとっては懐かしい男、
私のブログに華々しく登場願っている事業家である、
しかし、近年健康を害して自宅療養している。

近日、お訪ねする事を妹である奥さんに伝えた。

彼は、もうしばらくは都会で頑張って、
余生は故郷に帰りますと約束してくれた。

高校時代は前途有望なピッチャ-だったが、
家業を継いで欲しい親の反対で野球は断念した。
彼の交友と私の縁が折り重なっている。

類は類を呼ぶ、3時間になんなんとするお茶会は
盛り上がって喫茶店を梯子したほどである。

結婚式の長男は俳優の小林 旭を彷彿させる美丈夫、
彼の老後の平穏が確証できた。

彼の御陰で杉の子時代のマスコット、Kちゃんとも
電話で会話をすることができた。

最愛の夫には先立たれたが、子供が立派に成長して
私の組織の兼業者(税理士)事務所に勤めている事
が判明した。

近日、訪問することを約束した。

あの麗しき乙女がお母さんになって、夫の没後
子育てを頑張った、激励したいと思っている。
ひとの縁、風雪を越えて再びの再会となる。

私の拙いブログに、1111回を飾るに相応しい
登場人物を迎えることができた。

全てに感謝である。 ・・・。。。

               合掌





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