続・名鉄1600系「快速特急 中部国際空港」行

繁忙期となる年末年始を中心に、名鉄は中部国際空港への輸送力増強を行った。
その中に恒例となった感もある、1600系を使用した中部国際空港行快速特急が設定されていた。

1600系の快速特急中部国際空港行は5月に撮っているが、この時は神宮前での撮影。
二度目の挑戦は走行写真を撮ろうと、豊田本町で待つ事にした。

1月2日に撮ったのは新鵜沼10時3分発の快速特急302レ。
同列車は中部国際空港に11時ちょうどに到着する。

折り返しは11時20分発の新鵜沼行快速特急313レ。

今度は中部国際空港側から撮ってみる。
余談だが、豊田本町付近で上下の快速特急がすれ違う事が多い。
今回もその例に漏れず、中部国際空港行「ミュースカイ」とすれ違った。
後少しタイミングがずれていたら、上下列車が並ぶ所を撮れたかもしれない。

ともあれ、今年の名鉄を巡る撮影はこうして始まった。
思えば、名鉄関係で「廃止」とか「さよなら」という言葉を聞かなくて済む年というのも随分久しぶりだ。

今年は「ミュースカイ」2000系の4連化と編成増が既に公表済。その投入時期は現時点では4月頃から7月頃とされている。

個人的な予想として5月の連休前に増備車の投入が始まり、夏休み前には四連化が完了すると見ている。
従って、今回のような1600系が空港アクセスに使用される事態はお盆前後の繁忙期には見られなくなるのではないかと睨んでいる。
そう考えると1600系の「中部国際空港行」が見られるのも、良くて今年のゴールデンウィークが最後という事になるのだろう。
空港アクセスが予想以上に好調な事の証左として、この姿も記録の「ヒトコマ」になってしまう日が近い事だけは間違いない。