森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

有森裕子的な「声」

2009年10月05日 23時08分56秒 | 過去ログ
木曜日,人間発達学の授業を終え,三重に向かう.
全国学術研修大会への参加のためである.
近鉄内にはF1の衣装を身にまとった人が多い.
四日市駅につくなり複数の外国人に出会った.
三重はF1モードである.

ホテルにつくやいなや,長崎大学の沖田先生らがロビーにいて,
そのまま「拉致」され「夜」の街につれられる.
名古屋大学の鈴木先生,井上先生,日本福祉大学の松原先生,岩田先生,板野先生らが合流する.
店に入るやいなや,都道府県士会長の集まりがあり,逃げるように個室に向かうが,
静岡県士会の内田会長,熊本県士会の北里会長,大阪府士会の大工谷会長に挨拶し,
「相変わらずガラが悪いな」と忠告を受ける.

懇親会の途中に日本福祉大学の浅井先生が,Loma Linda UniversityのJohnson先生とLohman先生を連れてこられ,挨拶する.nice to meet youと.

本来なら喉の調子が悪いことから,
ドラッグストアに行き,誰とも会わず,ホテルで休もうと思ったが,
そうはさせてくれない.

知らないうちに,0時を回っていた.

翌日,8時過ぎに会場に向かい,
司会受付を済ませ,弘前大学の蔵田潔先生にご挨拶する.
丹治先生に関する話題や,運動前野の機能に関する事項について確認する.

9時半より開会式前の講演の司会を行う.
空気に対しては緊張はしないが,開会式前ということであり,
どうしても時間を厳守しなければならず,その時間に対して緊張した.

最後のトピックに関してもっと話を聞き,ディスカッションしたかったが時間がなく残念であった.
11時過ぎに講演司会を終了し,そのまま,昼からのメインシンポジウムの打ち合わせのため会議室に向かう.
千里リハビリテーション病院の吉尾先生,旭川児童院の今川先生にご挨拶し,
話すことを確認する.
全く持ってプレゼンなしなので方向性いかんによってはどこにいくのかわからない船になると思うが,ライブ感を楽しもうと思った.

シンポジウムでは微力さえも出し切れず聴衆者に申し訳ない気持ちにもなったが,
批判,叱咤激励していただき,ご示唆を若者からもいただきたいものだ.
私もまだ若い(と思う).

その後,連日,沖田先生,松原先生と連れ立ち,
飲み明かす.
喉の調子がましかなと思い,確認の意味でカラオケに行き,
歌いまくるが,「馬鹿は死ななきゃ治らない」
翌日は,しゃべるのがきつくなる.
うたうのとしゃべるのはどうも違うらしい.
ボーカリストがしゃべるときは普段筆談のときもあるらしい。

土曜日は池田先生、牛田先生、松原先生の講演を聞き、
その後、打ち合わせをして、名古屋まで向かう。
松原先生の愛車に乗り、沖田先生をセントレアで送り、
その後、院生のこうむら君と吉田君と食事をしながら
今月開催されるsfnのことや今後の展開可能性について語る。
しかし、喉の調子から21時にはお暇させてもらう。

翌日、9時過ぎにgeneの会場に向かい、
張本先生にご挨拶し、約200名の前で講演を始める。
前半は緩やかにスタートしたことから、わかりやすかったようだ。
後半大事な評価をどのように行うかの視点が尻切れトンボ的になり、
少々わかりづらかったかも。

内容は神経可塑性、運動学習中心だが、5時間の講演であれば、
毎回新しいトピックスが少しは入る。
おおむねアンケートから良好だったようである。

16時過ぎに講演を終え、
そのまま星城大学の越智先生の車でスタジオに入る。
バンドメンバーである乾、幸田、大村も合流し、
計7曲の練習を全員で初めて行う。
この1日のみの練習であるために、いくつかの確認をした。

講演中から喉は悲鳴をあげ、のどスプレー・トローチが演台には必需品であったが、
バンドの練習で、もう喉は1曲歌うたびにのどスプレーになった。


19時過ぎに自分だけ退散させていただき、
そのままタクシーでマリオットアソシアホテルの最上階のバーへ。
張本先生、野々垣先生、望月先生と懇親会を行う。
イタリアンテイストのワインに味覚が冴えわたる。
しかし、喉から、甘い、まったりしたカクテルも欠かせいない状態である。

講演ではいろんな手がかりを示唆できたようだ。
僕は言い切ることはしないので、仮説を臨床で確認していただきたいものだ。


昔話のいらないことまでついつい話してしまった。
今回の講演ではなんかそういう素朴なことを話すような環境であったように思う。

しかし、講演を約6時間弱しゃべり、ライブスタジオで2時間シャウトし、
2時間ほど懇親会で談話した。
I am strong manであった。

三重2泊、愛知2泊の小旅行は今日の朝終え、
名古屋から奈良に昼帰り着き、
18時より大学院の授業・演習を2コマ行った。

よろける身体に「よく頑張った」と小声で私の脳が言った。

研究室に戻れば、いろんな締切をすまさないといけない。
さどくもそうだが、それ以上に「脳を学ぶ(2)」も。



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