森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

いつまでたっても・・・・いや前向きに

2007年01月31日 23時38分48秒 | 過去ログ
昨日は実習配置で1日費やした。
あ=だこ~だ言っているようだが、覚悟を決めてほしい。
俺なんかアパートや寮に風呂もなかったぞ。
有無を言わさず二人部屋にいれられ・・・
ま~それもいい思い出。

通勤に遠いだの、なんだの・・・ たかが8週間で人生が決まれば世話ない。
自分が自分が自分が・・・他人が他人が他人が・・・ 大人だろ。
手取り足取り義務教育によって人工的な脳が生産されてきたんだね。
心に余裕がないと、もっと困難な壁にぶつかったとき、逃げるしかないよ。
それにしても、よく「泣いている」らしいな・・・大学は専門学校のように進級が厳しくない分、臨床実習では大変さが待っているだろう。
教育者の俺としては、みんなを育てる気持ちはいっぱいだが、臨床家の俺としては、患者の前に出てほしくないやつらはいる。いつも葛藤だが、教育者をとる、それが仕事だ。

母親が発症後4ヶ月経過し、やっと転院できた。
むやみにさわるな、動かすなといってたのに・・・伸張反射、放散反応バリバリらしい。「痛み」を脳に植えつけたな。触っただけで、感じもしてないのに、痛いという言語が生まれている。それと、リハ室にいくのは「恐い」「厳しいからいやだ」とは、どういうことだ!?


だからいつまでたっても「”理学”療法士」なんだ。
機械のように、ギッコンバッコン曲げるしかないのか、反復反復反復、・・・の一つ覚えもなんとかしろよ。約束が違うぞ。

子供に対しての勉強の要求に似ている。

ま、そんなことを言ってもしょうがない。
腹を立てない・・・
前向きに、やっとN先生、I先生に触っていただいたんだから。

ありがとうございます。
母親も幸せです。

学生の実技試験をみて感じたこと・・・リハビリに未来はあるのか・・・少々不安だが、この過渡期に俺はがんばる、そう誓った1日だった。

イタリアから電話を頂き、心が落ち着いたよ。



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1 コメント

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先生がんばってください。 (nobu)
2007-02-01 00:40:40
最近よくブログを拝見させて頂いております。

今年に入り私の彼女が脳への虚血の為、全体的にダメージを受けているようで、まだ詳細な事はわかっていないのですが・・・
人任せは嫌ですので出来る限り自分で理解できるようにと先生の本・山田規畝子さんの本をまず読ませていただきます。

それにしても何が正いのか・・・どのリハビリ・何処の病院がいいのか・・・担当医は?リハビリを受け持つ人は?

学生さん達には、患者さんが人である事・患者さんを愛する家族がいる事をまず理解して欲しいものですね。

現段階で正しいであろう知識と希望をもって彼女との今後を生きていくつもりです。

今後のリハビリテーション・医療の飛躍を祈るばかりです。
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