森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

heal the world

2009年07月13日 22時56分08秒 | 過去ログ
今日は久しぶりに8時前に大学の研究室につく。
以前は毎日7時半に出勤していたが、
この1年半ほどは10時前になっている。
夜の仕事?(大学院の授業や研究指導)が2年前から始まり、
日8時間労働であるならば、大学院の授業がある日は13時出勤となるが、
そうもいかない。
授業が9時からスタートでない日はすっかり10時出勤が習慣化されてきた。
しかし、今日は仕事が立て込んでいたために、8時前に出勤すると、
10時前に授業の準備などが終わり、
結構朝早くスタートするのは1日が有効に使えると再認識した。
最近は外回りが多く、デスクに座ることが少ないのだが、
このパターンで1か月に1論文(本1章)なんかも可能ではないかと思えてきた。
草案で止まっている書きたい本は5つ以上はある。
40歳までにと思っていたが、それも難しくなった。
今は軌道修正し42歳までにはとしている。
その後の人生はその時になってみて考える。

11時半に大学の研究室を後にする。
13時より大阪女子短期大学の講義に向かう(補講である)。
しかし・・・途中で気づく、今日は14時半スタートだったと。
しばし、休憩タイムとなり、休めた。
14時半に藤井寺に向かい、
「脳の活性化とトレーニング」の授業を行う。
今日は「記憶力を高めるための脳科学入門」を中心に話す。
感情をどのように使うか、そしてワーキングメモリ的生活への転換を話した。
試験前で大変なようである。
エアロビが必修科目らしい。

次回は育児する脳がテーマになる。

短大の講義を終え、大学院生が所属する東朋香芝病院に向かう。
M2の河村君と平松くんが在籍する病院である。
しかし、勉強会の時間とブッキングしたために、近くの電気店で時間を潰して、
19時前より彼らの研究に関して指導を行う。
河村君は今度の日本認知心理学会で「ワーキングメモリ容量と注意制御および聴覚意味処理能力の関係―両耳異聴課題での検討―」について発表する。
20時過ぎ、何だか呂律が回らないため、帰宅する。
帰宅するとしらないうちに寝ている。
どっかでおもいっきり休みをとらないといけないと真剣に思うが、
メールを開くと、高校出張講義や、講演依頼があとを絶たない。

それでも私は書くことだけはやめない。
書いて、書いて、時代を創りたいから。
そのような「使命感」にかられている。

いろんな治療法が批判の矢面に立たされているが、
ステレオタイプ(パタナリズム)療法よりはましかもしれない。

時代は動いている。
このときに船を出さずしていつ出す。
評価や他人の意見など気にせず、帆を立てるのみである。
「世の人は我を何とも言はば言へ 我がなすことは我のみぞ知る。」

私は誰にも負けるつもりはない「想い」がある。
高校時代にたてたささやかな「人々を助けていく」ための組織や建物をつくるという目標である。
バブル全盛期に親に反対され、苦肉の意見で、5階建てのビルを建て、病院・フィットネスクラブをつくる!と豪語し、この道が許された。
現在は違う方向で動いているが、将来どうなるかはわからない。


I have a dream.
「障害者や子どもが最良の"治療"を受けられ幸せになる世の中がつくられていくことを」


田中先生、ブログに「Re-body/Re-brain」という言葉を引用してくれてありがとう。とっさに出た言葉でした。言葉は創発する。
このような少人数の場所で行うと表情が見え、言葉も紡ぎだされる。
この前の学会での講演のように2000名の前ではそのような言葉は出ない。

もちろん、行為も創発する。



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