森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

finish!!!

2010年01月14日 19時39分17秒 | 過去ログ




Akihumi Koumura:Differential activation between externally-triggered and self-initiated movements : Motor execution and motor imagery 



湯川 喜裕:脳卒中片麻痺患者における振動誘発運動感覚錯覚中の脳活動



吉田 慎一:空間の差異が脳活動に及ぼす影響―近位空間と遠位空間の比較-



十河 彩子:ワーキングメモリ課題の難易度による脳活動の違いとストレス反応―数字順唱課題による検討―



熊谷 奈緒子:錯視課題における眼球運動の特徴 ~自閉症スペクトラムと定型発達児の比較~



河村 民平:ワーキングメモリ容量の違いが音声情報処理およびその聴覚ラテラリティに及ぼす影響―Dichotic Listening Test を用いた検討―



平松 祐一:言語情報の提示が上肢の運動制御に及ぼす影響



本日,18時が修士論文締め切り.
本研究室の修士課程2年生の7名が論文を提出した.

それぞれの2年間の集大成である.
その成長が垣間見ることができる論文である.
入学前・当初は,論理的な手続きを経験したことのない者が多くいたが,
院生同士,遠隔地ながら切磋琢磨した経験がこの論文にいかされていると思う.
引用論文は100を超えるものや,原稿用紙換算にすると50枚は優に超える論文がほとんどである.
こうむらは修士論文でありながら英語でフルペーパー以上を書いた.

あとは,2月の最終試験に向けて,プレゼンを磨いてもらいたい.
書くこととしゃべることは,説明すること,つまり,そのものについて理解しているかどうかである,

人にわかりやすく説明する.
それが最終的な責任である.

そして,論文をさらにシェープして,それぞれの学術雑誌に投稿してもらいたい.
最終的には外部機関が認める,あるいはほかのサイエンティストに認められることで一人前の教育研究者となる.

可及的すみやかに投稿の準備もしてもらいたい.

指導教員はしばらく活字をみたくないが(机にはブルーベーリーのサプリメントが),
そうもいかない.

私もみんなにみらない出版,そして原著を英文で書こうと思う.

まだまだ現役,指導者だけにおさまるつもりは毛頭ない.


昨年度のみんな が今となっては懐かしい.



今日,同僚のIsekの投稿論文の校閲を行い,学部の授業を行った.
教育学部のコミュニケーション心理学,理学療法学科の人間発達学と
それぞれ言語を取り上げたが,今となっては何を話したを記憶していない.
それだけ,大学院の論文指導は「重い」のである.


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