森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

ブレーキ踏みはシステムの作用

2010年03月03日 17時03分51秒 | 過去ログ
月曜日,火曜日と3年生の評価実習地の訪問で大学を空ける.
家に帰ってメールを拝見するが,風邪症状と毎日の懇親会で完全にグロッキー状態となっている.
月曜日は京都の日本バプテスト病院に向かい,学生と懇談.
特に問題ない様子で,もっぱら学生のことを別の席に置き,
浅野先生の子どもの発達科学のレビュー研究の話題で1時間ほど費やした.
学生も大事だが,もっとやらないといけないことがある.
これが実習地と教員との良好な関係であり,
お互いに意見交換をして,情報交換を得る.
そして,発達障害児のリハの向上につながればと思っている.

京都でコートの首周りのベルトを紛失してブルーになりながら,
大阪,村田病院へ.
学生は特に問題ない様子で,同じく,研究の進捗状況や,
雑談などを交わし,富永先生らと近くの奴寿司へ.
いい子まじめでなく,もっとアグレッシブにと.
若者に発破をかけて,21時には早々に退散した.
帰ったら高熱であった.
どおりで,ジョッキ1杯ぐらいで酔うはずだ.

翌日,認知運動療法フォーラムの原稿を修正したのち,
摂南総合病院へ.
熱は下がっているが,身体が重い.
しかし,ここにも仲間がいるので,心は軽い.
摂南,そして隣接する摂南の郷の学生も細かな指摘を受けるが,
おおむね良好.
社会人の洗礼を浴びているところである.
何事も勉強.
知恵は経験の娘である.
できない,わからない,という否定でなく,
これからおそらくできるだろう,わかるようになるかもしれない,と予想を立てること.

京橋の二刀流という洒落た和食を堪能する.
奥埜セレクションはいつも感心する.
川見先生とはいつ話しても心の余裕を感じ,フィーリングが合う.
僕は,ギスギスしているのがあんまし好きでないし,
情熱が空回りしているのも疲れる.
彼は先輩として余裕があり,否定形で生きていない.

ジョッキ1杯,焼酎などで酔ったが,
近くのonesでいつものようにワインを入れると,復活する.
チリ産のピノノワールとカベルネであったが,
チリの大地震を考えると,なんだか,酔う気にもなれなかったのも事実である.

奥埜先生とJR最終便1本手前で帰り,王寺経由で1時過ぎに家に着いた.
風邪症状は一向に良くならない.

今日は週末の講演を考えないといけないし,投稿論文の英語を書こうと思ったが,
目もかゆく花粉症も来たのではないかと,少々つらい.

焦りは禁物と思いつつ,3月という年度末中にルールとなっている科研費研究にはめどをつけないといけない.

追われている,いつまで追われるのだろうか.

それが人生なのだと思うし,歩みを自分からブレーキ踏むのはプロ意識が足りない.
だから,自分ではアクセルを踏み続ける.
時代がいつかブレーキを踏むのだろう.

PT学会から仕事の依頼が来た.
もう5月か・・・時がたつのは早い早い.

あっという間に定年なんてことになるのかな・・・




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