森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

感情と声帯

2009年09月29日 12時48分30秒 | 過去ログ
疲労感の最中,東京に向かい,
木曜日は首都大学の樋口先生らと懇親を行う.
山本先生から講演を依頼された.
樋口先生とは歩行における知覚情報処理システムに関する共同研究をしていきたいと考えている.

土曜日は日本生体応用計測研究会で講演する.
藤原孝之先生に久しぶりにお会いし,近況を報告する.
皆さんから計測に関して精度の高い質問をいただき,
日頃,応用科学しか話していない自分に対して自己批判をした.
細かさが本来は研究者としては必要なのである.
倫理的に,節度ある範囲で議論を展開する.
そういったpeerサイエンスの重要性を感じ,
うちの院生もそういうところで意見を戦わせて研究者としての精度を上げてもらいたいと思った.
臨床の考察はやはり飛躍が多い.

招待してくれた信州大学の木村先生に感謝し,
そのまま懇親会に.



銀座の土佐料理ねぼけに向かう.
高知出身の私に対しての配慮にこれまた感謝する.



鰹を堪能し,そのまま丸の内のバーに向かう.

木村先生に加え,佛教大学の日下先生,
東京大学武藤研究室の小松先生,信州大学の三好先生と,
深夜1時頃まで過ごし,喉を駆使した,
駆使するほど,ワインがうまかった.




翌日,帰り,新幹線,近鉄をおり,
そのまま大和八木のスタジオに入り,3時間練習した.





喉は悲鳴をあげているし,本来の声を取り戻せていない.
このまま来週10月11日のライブに突入するということは避けたいが,
黄色信号がついたままであることは間違いない.

休ませるしかないが,休ませないという矛盾さが,
教員には付きまとう.

できる限り,感情を入れずにしゃべるしかない.


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