イメージの科学
リハビリテーションへの応用に向けて
目 次
序 章
イメージの神経現象 森岡 周 1
第1章
身体の神経学的過程としての身体イメージ 藤田浩之,他 9
はじめに 藤田浩之 10
身体イメージ,身体図式の定義 藤田浩之 11
ボディ・マップとボディ・マッピング 藤田浩之 14
身体図式と空間知覚 藤田浩之 19
ボディ・マッピングとミラーニューロン 河村章史 22
身体表象の発達過程 河村章史 27
第2章
身体表象の神経基盤 信迫悟志 33
身体表象とは 34
利用する身体表象 34
拡張する身体表象 45
意識化される身体表象 47
共有する身体表象 68
自己顔の表象 81
オンラインの身体表象,視空間性表象,意味性表象 82
意図の表象 87
身体表象を生み出す脳内ネットワーク 88
第3章
行動の神経学的過程としての運動イメージ 冷水 誠 101
運動イメージの定義 102
運動イメージのタイプと運動観察 104
運動スキル学習手段としての運動イメージへの影響要因 111
第4章
運動イメージの神経基盤 前岡 浩 123
運動イメージに関する脳イメージング研究 124
キャノニカルニューロンシステム 138
ミラーニューロンシステム 146
運動イメージに関連する運動関連領野の役割 157
第5章
運動イメージのアウトカムと臨床適応 藤本昌央 181
運動イメージの各種測定法 182
運動イメージの臨床適応手段 197
第6章
イメージの障害とそれに対する治療介入 松尾 篤,他 207
脳損傷患者に対する運動イメージ治療 松尾 篤 208
脊髄損傷患者に対する運動イメージ治療 佐藤剛介 220
運動器疾患患者に対する運動イメージ治療 脇田正徳 230
難治性疼痛患者に対する運動イメージ治療 松尾 篤 237
終 章
イメージの応用に向けて 森岡 周 257
索 引 263
すべてのページが畿央大学ニューロリハグループメンバーによる執筆です.