森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

人のこころの温もり

2008年08月27日 21時55分17秒 | 過去ログ
久しぶりにブログ更新。
それにも関わらず、昨日はアクセス数が900を超えている。
皆さんにいろんなメールをいただきました。
強靭なハートを持ちえていますので、ご安心を。
心の揺らぎは大きく波のように打ち寄せるが、
時間とともに太平洋の荒波から瀬戸内海のおだやかな波へと変化するであろう。

今年の8月は高知に3回帰省するという事態であった。
奈良に仕事に戻ったり、講演に戻ったり、バレエコンサートに戻ったりであった。
3回目の帰省中に母親の訃報を聞き、
熊本へ8時間かけて向かった。

人は人を幸せにするために存在している。
その心を、人の死を通じて肌で感じた。
記憶が走馬灯のように脳の中で駆け巡り、
人の一生ははかないが、他人の脳の中で生き続けると心底思った。

小学校の時から母ひとり子一人の自分にとっての肉親。
自らが親となった今、命の尊さを、死をみとるという教育によって、
感じてもらえればと、親心ながら思った。

今は平穏な毎日を取り戻しつつある。
8月中にやらねばならぬことを書き出せば、
13もの仕事(原稿書きなど)が出てきたが、
なんとかあと3つまでにこぎつけた。

この2~3日は院生もいままでと変わりなく来室している。
昨日からは次年度から研究室に入るものも来室している。
来年度のM1も10名を超えそうだ。

仕事に一生をささげた母への償いと思い、
今は仕事にがむしゃらに立ち向かうだけである。

仕事終わりに「竜馬がゆく」を見れば自省しっぱなしじゃ。

「薩摩がどうした、長州がなんじゃ。要は日本ではないか」「われわれ土佐人は血風惨雨の中をぐって東西に奔走し、身命をかえりみなかった。それは土佐藩のためであったか、 ちがうぞ」「薩長の連合に身を挺しておるのは、たがが薩摩藩や長州藩のためではない。しょせん君たちは日本人にあらず、薩摩人、長州人だ」

いやいや、すか~とする。

「世の人は 我を何とも 言わば言え 我なす事は 我のみぞ知る」
「俺は昨日の俺ならず」


よさこい、よさこい。