SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

マドリー敗戦…失意のベルナベウ #16

2011-12-11 09:33:38 | レアル・マドリード

2011-2012リーガ・エスパニョーラ、プリメーラ・ディビジョン第16節、首位レアル・マドリードは12月10日(土)に本拠地サンティアゴ・ベルナベウで2位バルセロナとのエル・クラシコに臨みました。

マドリーの布陣(4-2-3-1)
GK:カシージャス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、コエントラン、マルセロ
MF:ラス(後半18分→ケディラ)、シャビ・アンロソ、ディ・マリア(後半23分→イグアイン)、C・ロナウド、エジル(後半13分→カカ)
FW:ベンゼマ

試合
マドリーが開始20秒代で先制。
バルデスのパスミスを奪ったディ・マリアがシュートを放つも相手DFがブロック、そのこぼれ球をエジルがシュートしますがまたも阻止され、その跳ね返ったボールをベンゼマがダイレクトシュートして1-0!

先制して優位に立ったマドリーは、その後も攻勢に出てバルサゴールに迫りました。
しかし前半30分、メッシに中央突破されると最後にはサンチェスに決められて1-1。その後は、同点にして勢いが出たバルサが得意のパスサッカーを展開してボールを支配します。一方のマドリーも得意のカウンターで応戦して試合は拮抗した状態のまま前半終了。

後半に入るとバルサがシステムを3バックに変化させて中盤を厚くしてきました。
その影響でマドリーは攻め込まれ、後半8分にはシャビのシュートがマルセロに当たる不運により1-2と逆転されます。
その後もマドリーは受け身でしか応戦できない厳しい状態を強いられました。そんな状況で迎えた後半19分、シャビ・アロンソのクロスからC・ロナウドが決定的なヘディングシュート!しかし、ボールは無情にも枠外へ跳び同点のチャンスを逃しました。
そんな状況下中、後半21分に試合は再び動きました。メッシのドリブルからダニエウ・アウベスがクロスを入れ、それをセスクに頭で決められて1-3と突き放されて万事休す。

その後、マドリーはカカとイグアインを投入して同点を狙いにいくも、バルサ守備陣の前にまったく歯が立たず、終了間際のC・ロナウドのFKも壁に阻まれて試合終了。
マドリーがまたしてもバルサに敗北しました。

感想
守備型の4-3-3、攻撃型の4-2-3-1。モウリーニョ監督がどちらを採用するのかファンの間で議論が交わされてきましたが、結局基本布陣でもある4-2-3-1で臨みました。
開始直後に得点と意外な形で先制点を得ましたが、結局はスーペルコパと同じようにバルサの力の前に失点を重ねて敗北しました。

特にバルサが3バックにシステムチェンジしてからは、中盤を支配されて成す術がありませんでした。それでも得点機は訪れましたが、頼みのC・ロナウドが不発に終わりネットを揺らすことは出来ませんでした。
その他にも、交代で入ったカカが守備陣を掻い潜ってシュートを放つ場面がありましたがバルデスに防がれてしまいました。同じく交代で入ったイグアインには見せ場がありませんでしたが、あの状態のチームで輝くのは至難の技なので仕方がないですね(24歳の誕生日だったのに…残念!)。

今回の試合は、全体的にみて連携が噛み合っていませんでした。パスやクロスの精度もこれまでの試合より落ちていた気がします。それだけバルサのプレッシャーが良かったという事なのでしょうが、昨季よりチーム完成度が高かっただけにとても残念です。

失点シーンを見てみると、完全にメッシにやられていましたね。特に1失点目のシーンは、マドリー守備陣がメッシに崩壊させられていました。そして3点目も基点はメッシ…止められない!
それでも守備面ではラスやコエントランなどが頑張っていたと思います(コエントランは3失点目のときセスクにマーク付くの遅れたけど)。しかしケディラはまったく駄目でしたね、まったく良い所がありませんでした。ラスにレギュラーを奪われるぐらいの出来でした。
攻撃面では、やっぱりC・ロナウドが決定機を外しすぎました。前半にベンゼマのパスからあったのと、後半のヘディングで狙った場面。あれが決まっていれば勝てたかもしれませんね、いつも難しいシュートを決めているのにクラシコだと気合が空回りしている感じですね。
不調といわれていたエジルは復活している感じでしたね。

年内のリーガはあと1試合、アウェイでの難敵セヴィージャ戦のみです。この試合で勝利すれば、バルサに勝点3差を付けて首位の座を確保。そして、そのままクリスマス休暇となります。

レアル・マドリード1-3バルセロナ
前半1分、ベンゼマ(マドリー)
後半30分、サンチェス(バルサ)
後半8分、シャビ(バルサ)
後半21分、セスク(バルサ)

その他結果
ベティス2-1バレンシア

順位
1位 バルサ(勝点37)【第17節消化済み
2位 マドリー(37)
3位 バレンシア(30)

日程
2011-2012スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦第1戦 12月13日(火)エスタディオ・エル・トラリン(ポンフェラーダ)
ポンフェラディーナvsレアル・マドリード

リーガ・エスパニョーラ第17節 12月17日(土)ラモン・サンチェス・ピスフアン(セヴィージャ)
セヴィージャvsレアル・マドリード

スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦第2戦 12月21日(水)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsポンフェラディーナ

リーガ・エスパニョーラ第18節 1月7or8日(土or日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsグラナダ

クラシコ招集メンバー!

2011-12-10 23:28:35 | レアル・マドリード

エル・クラシコ招集メンバー(23名)
GK:カシージャス、アダン、ヘスス
DF:ペペ、セルヒオ・ラモス、アルベロア、マルセロ、アルビオル、ヴァラン、コエントラン
MF:シャビ・アロンソ、ラス、ケディラ、ディ・マリア、C・ロナウド、グラネロ、シャヒン、カカ、カジェホン、エジル、アルティントップ
FW:イグアイン、ベンゼマ

欠場
カルヴァーリョ(負傷)

ついに一大決戦のエル・クラシコとなりました。
昨季はイグアインが離脱しましたが、今回はカルヴァーリョ以外離脱者なしと万全の体制でクラシコに臨みます。
サンティアゴ・ベルナベウで欧州とリーガ王者であるバルセロナを打ち破ってもらいたいですね!

11-12欧州CL、ベスト16が出揃う!マンU敗退!

2011-12-08 21:38:01 | UEFAチャンピオンズリーグ
2011-2012UEFAチャンピオンズリーグ・グループリーグの全日程が12月7日(水)に終了しました。
1位~2位までが決勝トーナメント進出。3位がヨーロッパリーグ決勝トーナメントに回ります。

グループA
1位 バイエルン・ミュンヘン(勝点13)
2位 ナポリ(11)
3位 マンチェスター・シティ(10)
4位 ビジャレアル(0)

死の組と呼ばれていましたが、下馬評どうりバイエルンが突破。ナスリやアグエロなど獲得したシティは、ナポリの前に敗北してELに回りました。
ビジャレアルは夏の主力放出の影響により手も足も出せずに敗退。

グループB
1位 インテル(10)
2位 CSKAモスクワ(8)
3位 トラブゾンスポル(7)
4位 リール(6)

UEFA規定によりフォルランを出場させられないインテルでしたが、首位通過しました。
2位に食い込んだのはロシアの雄CSKAモスクワ。最終戦でインテルを下して滑り込みで決勝T進出です。
注目の若手アザールが所属しているリールは惜しくもGL敗退。

グループC
1位 ベンフィカ(12)
2位 バーゼル(11)
3位 マンチェスター・ユナイテッド(9)
4位 オテルル・ガラチ(0)

アイマールとサヴィオラが所属しているベンフィカが首位通過しました。
前回ファイナリストのマンUは最終戦でバーゼルに敗北してまさかのGL敗退となりました。

グループD
1位 レアル・マドリード(18)
2位 オリンピック・リヨン(8)【得失点差2】
3位 アヤックス(8)【0】
4位 ディナモ・ザグレブ(0)

マドリーが全勝して堂々の首位通過。
2位にはリヨンが入りました。リヨンは2位アヤックスに勝点3差と得失点差7を付けられて敗退濃厚と思われていましたが、最終戦で自分たちの大量得点(1-7)とアヤックスの敗北(0-3)により大逆転でのGL突破を果たしました。

グループE
1位 チェルシー(11)
2位 レヴァークーゼン(10)
3位 バレンシア(8)
4位 ゲンク(3)

最終戦で突破を懸けてチェルシーと対戦したバレンシアでしたが、完敗してGL敗退に終わりました。逆にチェルシーは一気に首位に浮上しました。

グループF
1位 アーセナル(11)
2位 マルセイユ(10)
3位 オリンピアコス(9)
4位 ドルトムント(4)

下馬評どうりにアーセナルが突破。注目の2位争いは仏の強豪マルセイユが入りました。
ドルトムントは最終戦まで突破の可能性を残したものの、力負けして最下位に沈みました。

グループG
1位 アポエル(9)
2位 ゼニト(9)
3位 FCポルト(8)
4位 シャフタール・ドネツク(5)

アポエルとゼニトが奮起してGLを突破(どちらも初めての決勝T)。昨季EL王者のポルトはまちかの敗退となりました。

グループH
1位 バルセロナ(16)
2位 ACミラン(9)
3位 ヴィクトリア・プルゼン(5)
4位 BATEポリソフ(2)

バルサとミランがすんなりと抜けました。

決勝トーナメント進出チーム
1位:バイエルン(独)、インテル(伊)、ベンフィカ(葡)、マドリー(西)、チェルシー(英)、アーセナル(英)、アポエル(キプロス)、バルサ(西)
2位:ナポリ(伊)、CSKAモスクワ(露)、バーゼル(スイス)、リヨン(仏)、レヴァークーゼン(独)、マルセイユ(仏)、ゼニト(露)、ミラン(伊)

決勝トーナメント1回戦では、GL1位通過のチームが他のGL2位通過のチームと対戦します。
ただし、同じ国同士のチームは対戦しません。
組み合わせ抽選会は、12月16日(金)にニヨンで行われます。

マドリー公式戦15連勝!UCL全勝中!!

2011-12-08 19:10:37 | レアル・マドリード

レアル・マドリードはUEFAチャンピオンズリーグGL最終戦のアヤックス戦をアウェイで行いました。
マドリーは既に首位突破が決まっているため、メンバーを大幅に落としました。一方の2位アヤックスは、3位リヨンに勝点差3と得失点差7を付けてGL突破に王手をかけている状況です。

マドリーの布陣(4-2-3-1)
GK:アダン
DF:アルビオル、ヴァラン、アルベロア(後半22分→メンデス)、コエントラン
MF:グラネロ(後半14分→シャビ・アロンソ)、シャヒン、カジェホン、ベンゼマ(後半9分→アルティントップ)、カカ
FW:イグアイン

記事【スポーツナビ】
7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)・グループリーグ最終節、アウエーでアヤックスと対戦したレアル・マドリーは、カジェホンの2ゴールなどにより3-0で快勝した。すでにグループ首位での決勝トーナメント進出を決めているレアル・マドリーは、この勝利により6戦全勝でグループリーグを締めくくった。

レアル・マドリーはこの試合、3日後に控えたバルセロナとの大一番に向け、カシージャスとC・ロナウドに休養を与え、エジルとシャビ・アロンソもベンチスタートとする。モリーニョ監督は中盤にはカカ、シャヒン、グラネロ、カジェホンを起用し、前日会見での宣言通り、ベンゼマとイグアインの2トップを採用した。

 試合は序盤、厳しいプレッシングにより中盤の主導権争いを制したアヤックスが相手ゴールに迫る展開となる。だが、レアル・マドリーは14分、カカのロングフィードをオフサイドぎりぎりで受けたカジェホンが冷静にシュートを決め、あっさりと先制。これに対し、再び攻勢に転じたアヤックスは32分にはロデイロ、36分にはスレイマニがゴールネットを揺らしたものの、いずれもオフサイドの判定で得点を取り消される。すると41分、ベンゼマからのロングパスを受けたイグアインが豪快にたたき込み、レアル・マドリーは1点目と似たような形で追加点を奪う。

 警戒しなければならないカウンターを2度も食ってしまったアヤックスだが、後半に入って試合を優位に進める。しかし、立ち上がりに連続でチャンスを迎えるものの、得点するまでには至らない。これに対し、中盤での劣勢を嫌ったモリーニョ監督は、54分にアルティントップ、59分にはシャビ・アロンソを投入すると、この選手交代が奏功。相手の攻撃をしっかりと食い止めたレアル・マドリーは、ロスタイムにシャビ・アロンソの絶妙なアシストからカジェホンがこの日2点目となるゴールを決め、3点差で勝利を手にした。

感想
控え組み中心でしたが文句なく勝利しましたね。今までもそうでしたが、マドリーはGLはまったく問題なく突破してきますね。その割にベスト16の壁は分厚かったですけど…昨季その壁は壊したので今回も突破できることを願いましょう。

この試合のレビューとかを検索してみると、やっぱりシャヒンは本調子ではないようですね。本領を発揮するのは来季か今季の終盤になりそうです。
カジェホンは2得点でモウリーニョ監督の信頼度も上がってきそうですね。今後出場機会を増やしてもらいたいです。
カカはフル出場で完全回復したようなので、クラシコでの期待できそうですね。イグアインも1得点して調子は上々のようなのでこちらも期待大ですね!

これでマドリーは公式戦15連勝でクラブ記録に並びました。土曜日にバルセロナに勝利すけば新記録となります。

アヤックス0-3レアル・マドリード
前半14分、カジェホン(マドリー)
前半41分、イグアイン(マドリー)
後半47分、カジェホン(マドリー)

その他結果
ディナモ・ザグレブ1-7リヨン

グループD最終順位
1位 マドリー(勝点18)
2位 リヨン(8)【得失点差2】
3位 アヤックス(8)【0】
4位 ザグレブ(0)

日程
リーガ・エスパニョーラ第16節【エル・クラシコ】 12月10日(土)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsバルセロナ

2011-2012スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦第1戦 12月13日(火)エスタディオ・エル・トラリン(ポンフェラーダ)
ポンフェラディーナvsレアル・マドリード

リーガ・エスパニョーラ第17節 12月18日(日)ラモン・サンチェス・ピスフアン(セヴィージャ)
セヴィージャvsレアル・マドリード

スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦第2戦 12月21日(水)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsポンフェラディーナ

リーガ・エスパニョーラ第18節 1月7or8日(土or日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsグラナダ


CL最終戦招集メンバー

2011-12-07 19:37:59 | レアル・マドリード
レアル・マドリードは12月7日(水)に欧州CL最終戦のアヤックス戦を行います。

マドリーの招集メンバー
GK:アダン、トマス・メヒアス、パチェコ
DF:アルビオル、ヴァラン、アルベロア、コエントラン、メンデス
MF:グラネロ、シャビ・アロンソ、ディ・マリア、カジェホン、エジル、シャヒン、アルティントップ、カカ
FW:イグアイン、ベンゼマ、ヘセ

欠場
カシージャス、ペペ、セルヒオ・ラモス、マルセロ、ケディラ、ラス、C・ロナウド、カルヴァーリョ(負傷)

アウェイでのアヤックス戦がGL最終戦になりました。
既に突破を決めているのでメンバーをかなり落としてきましたね。明らかにクラシコを見据えていますが、突破のかかるアヤックスにとっては屈辱というよりありがたい戦力ダウンです。

でもシャビ・アロンソとカカは結構長い時間プレイすると思います。シャビ・アロンソは1試合休んでいるし、カカも負傷明けなので身体を慣れさせる必要があるので。