リーガ・エスパニョーラ第17節が12月17日(土)に行われ、2位レアル・マドリードはアウェイで5位セヴィージャと対戦しました。
マドリーは引き分け以上で首位バルサを追い越し、単独首位に浮上できるという状況です。
■マドリーの布陣(4-2-3-1)
GK:カシージャス
DF:ペペ(前半44分→退場)、セルヒオ・ラモス、アルベロア、マルセロ
MF:ラス、シャビ・アロンソ、カジェホン(前半46分→アルビオル)、C・ロナウド、ディ・マリア(後半22分→ケディラ)
FW:ベンゼマ(後半41分→アルティントップ)
■試合
この試合は両チームともに攻めに出た為、拮抗した試合展開となりました。
そんな中、前半10分にディ・マリアのパスからC・ロナウドが決めてマドリーが早々と先制点を獲得。
マドリーが有利に立ちました。しかし直後にセヴィージャに完全に崩されてマル・デル・モラルに決定的なシュートを放たれてしまいます、しかしカシージャスが好セーブを披露して難を逃れました。
そして迎えた前半37分、ディ・マリアのアシストからカジェホンが決めて0-2!
追加点を決めて勢いづいたマドリーは、前半41分にもC・ロナウドのミドルシュートによって点差を広げました。
3得点を決めて完全に主導権を握ったマドリーでしたが、前半44分にペペが2枚目の黄色で退場。この為、カジェホンに代えてアルビオルを投入しなければならず、攻撃が手薄になってしまいました。
1人少ないマドリーは、後半に入るとセヴィージャに攻められる場面が目立ちました。
そんな状況下で、後半21分にディ・マリアがドリブル突破から得点を記録して不穏な空気を払拭されました。
マドリーはその直後にセヴィージャに得点を許したものの、後半40分にベンゼマが得たPKをC・ロナウドが決めて1-5とすると後半44分にはアルティントップが移籍後初ゴールを決めて勝負あり。
結局、2-6という得点差で勝利して単独首位に浮上しました。
■感想
クラシコの敗戦後の重要な試合でしたが、しっかりと勝利して首位奪還しました。これで年内は首位が決定。良い形で2012年を迎えることができそうです。
この試合ではディ・マリアをトップ下に置く新布陣で臨みましたが、それが見事に嵌りましたね。2アシスト1ゴールと最高の出来でした。
ディ・マリアは先日義父を亡くして精神的ダメージを負っていました(この為にアルゼンチンに帰国したらしいので疲労も溜まっていた模様)が、最高のパフォーマンスを披露してくりました。
クラシコで悔しい3失点を喫したカシージャスも、随所で好セーブを見せてチームを救っていましたね。あと、負傷明けのアルベロアですが守備と攻撃でかなり良い動きをしていたと思います。これで右SBの問題は層の薄さだけということになりました。
しかし、マルセロの守備がボロボロだったのは残念でしたね。左サイド狙われすぎでした…。
攻撃では、C・ロナウドが素晴らしいミドルシュートを見せてくれましたね!
2011年の最後にあんなシュートが見られるなんて最高でした!この調子でどんどん得点を記録してリーグ優勝に貢献してもらいたいですね。
なんといっても、年内に首位を奪還できたのは大きいと思います。しかも勝点3差で、明らかにバルサより優位に立っていますね。このまま首位を独走することを願いましょう!
セヴィージャ2-6レアル・マドリード
前半10分、C・ロナウド(マドリー)
前半37分、カジェホン(マドリー)
前半41分、C・ロナウド(マドリー)
後半21分、ディ・マリア(マドリー)
後半24分、ナバス(セヴィージャ)
後半40分、【PK】C・ロナウド(マドリー)
後半44分、アルティントップ(マドリー)
後半47分、ネグレド(セヴィージャ)
順位
1位 マドリー(勝点40)
2位 バルサ(37)
日程
スペイン国王杯(コパ・デル・レイ)4回戦第2戦 12月21日(水)PM8:00 サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsポンフェラディーナ
リーガ・エスパニョーラ第18節 1月7or8日(土or日)サンティアゴ・ベルナベウ(マドリード)
レアル・マドリードvsグラナダ