ゴジラが復活した煽りを受けて復活したガメラ。
後に平成ガメラ三部作となるこのシリーズは、リアリティを追求した怪獣映画として人気があるようです。
公開されたのは、東宝がゴジラシリーズ終了を決めた1995年。公開日は3月11日(土)。
キャストには、『ゴジラvsメカゴジラ』にも出演した中山忍、現在ではドラマ『チーム・バチスタ』『硫黄島からの手紙』で有名な伊原剛、スティーブン・セガールの娘の藤谷文子、有名所では小野寺昭など、なかなか(?)のメンバーが揃っていますね。
ゴジラと違い、ガメラは飛べるので躍動感が半端じゃなく、戦いも動きがある上にガメラが神出鬼没の存在になっていて非常に面白いです(ゴジラがツマラナイわけではなく)。怪獣映画は好きだけど、ゴジラに飽きちゃった人には新鮮味があると思います。
ガメラが完全なる人類の味方ではなく、あくまで地球を守る守護獣として存在しているのがこの平成シリーズの見所で、ガメラに人間味を感じますね。この1、2で人間を見捨て切れないガメラを描いていあることで、3冒頭の衝撃が増していますな。
因みに、作品中でガメラが出現(福岡ドーム奇襲)したのは1995年6月10日(土)のようです(ガメラ2内に出てきた本の帯にそう書いてありました)。