若い頃は、焼肉、とんかつをばくばく食っていたけど、最近は魚系が多い。でもたまにとんかつ食ったりする。大体群馬とか栃木へ行ったときに、「刺身定食はどうですか?」と言われても気持ちが悪い。
んで、食べるたびにいつも思うのだが、何でとんかつソースというのは、自分で掛けるんだよ。添えてあるサラダにドレッシングはすでにかかっているのに、どうせ掛けるなら、調理場で掛けて来いと思うのだが、そんなものは皆無である。
なるほどそうだろう。朝定食で焼き海苔食うときに、調理場で醤油を掛けて焼き海苔持っている奴はいない。刺身でも寿司でもそうだ。小皿の醤油に食べる直前につけて食べる。ならば、とんかつでも、アジフライでも、イカフライでも、も同じように、食う直前に小皿のソースをつけて食べるのがいいと、気がついたのが20年くらい前で、以降は全くそうしている。なのだが、トンカツ屋で小皿を持ってくる店も、また皆無である。いったいトンカツ屋というものは、アジフライ屋でも、イカフライ屋でも、お前らは手抜きしているのかと、またいつも思う。正しい食い方を言ってみろ。
ビートたけしが以前に言っていたのだが、田舎者というのは、どんな料理にも醤油をぶっ掛けてから食うというわけだ。最近は薄味、薄塩味がついている料理も多いものだが、それでも醤油をぶっ掛けて食う。だから田舎者は笑われるというのだが、とんかつも、アジフライも、ソース掛けて食べている奴をみると、同じく田舎者に思えて仕方がない。これは勘違いなのか? ところで本気でダイエットして食事量を減らしたい人は、でてきたメニューにすべて水を掛けて食べると、こんな不味いものは半分しか食えないとダイエットできるという説もある。
今日もトンカツに、小皿をくれといったら、怪訝な顔をされた。あんたの店の料理場が手抜きなんだよ。