sptakaのブツブツDiary

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3月3日(金)免疫学の審良(あきら)静男

2006-03-02 23:32:33 | 健康
 審良と書いて「あきら」という姓は珍しい。引用論文で世界一だそうだ。大阪大学医学部といえば、財前五郎が小説の中でいた大学ということになって、その教授だ。若いねえ、52歳くらいだよ。
 そうだ。NHKで「氷壁」というとんでもドラマをやっていたが、あれはその唐沢・財前、フジの白い巨頭の俳優スタッフ丸請けの世紀の駄作だといわれていて、なんとロケ場所も同じだったんだとか。石坂浩二の自宅は、白い巨頭の石坂の家と同じだったらしいね。しかも、山登りドラマをつまらん裁判ドラマにしていたし、いまどきカラビナが壊れるなんて、荒唐無稽の設定で、K2にいく若いもんが不倫とは、これも現実離れも甚だしい。しかもK2はカラコルムだぜ、ヒマラヤというのは、アドバイスしていた山野井もチェックしなかったんか?彼はガイドはやらないといっていたのに、最近ガイドやっているぜ。考えも変わったか。
せめて、オヤジハイカーが雪渓歩いていて、ビムラムの底がはがれて死んだという設定の方が、よっぽど今らしい。「はがれない、はがれる」は、原作のザイルが「切れる、切れない」もけっきょく「切れる」に終わったんだから、ビブラムも「はがれる」に落ち着いていて、ちょうどいいじゃないか。カラビナが「壊れる」なんていう時代はなかったぜ。駄作について井上靖も泣いてるよ。まあ、いいや。
 その阪大の教授の免疫学なのだが、いわゆる「風邪は万病の元」みたいな通説をしっかりマウスで実験して裏を取るという研究なのだが、こういうのは地道で大変だ。
 免疫不全が、実はガンよりも怖いといわれて久しい。実はそのガンも、あるいはリウマチその他の難病も、免疫対策がその根本にあるといわれている。どうもね、元々持っていた免疫を大切にしましょうというのが時代の進み方らしくて、赤ちゃんの頃に綺麗なダイヤモンドを誰もが持っているけど、オヤジになるとだんだん古くなって、あまりにぼろくなると、これは大病する。いわゆる「病気と共存して生きましょう」という、これも格言を、実証した先生だと理解したが。
 私だって、3年前からの関節痛は一向に良くなりませんよ。ある人、ガンが脊髄に転移したというけど、なんだか薬で小康状態たもっているね。エイズだって共存するしかないんでしょ。
 いい例がある。最近新聞にまじめに出ていたが、60歳過ぎて独身男は、心筋梗塞で5年以内に死ぬとか。いや、こうもいわれるね。定年して離婚すると、男の寿命は10年縮まる。あるいは、その後5年で死ぬ。こういうのは、さながらウソじゃないんだね。離婚専門家が、1000例から抽出したというよ。疫学ってやつだ。統計とってその数値あわせなんて、ほとんど学問じゃないと思うけど、一応疫学とういうらしいよ。いつも私はそれを根拠に、煙草吸っているとガンになると、しかも6倍とね、でたらめ言われるけどさ、マイカー通勤と、マイカースキーは、多分普通通勤よりもどうせ50倍は死ぬんですよ。気にしちゃいないね。
 研究者は、そういう生真面目な人なんだろうね。風説はおよそ正しいことが多いんだけど、「出る釘は打たれる」を実証する文化人類学者はいないけどさ、「離婚すると寿命が縮まる」なんてのも、結局ストレスで免疫が相当低下すると私は思っているんだよ。研究室にこもってマウスいじるなんていやだよ。結果、いい格言が生まれたら、それ実行するだけっていう安易が好きだね。
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