sptakaのブツブツDiary

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8月25日(金)フィールズ賞の辞退

2006-08-25 01:13:15 | 政治・経済・事件・公務
 いいなあ、こういうのは。数学のノーベル賞というのがフィールズ賞のことで、数年前には日本の学者も受賞したね。但し年齢制限があって、受賞は40歳までだそうだ。数学とういのは、若い頭がないと研究できないというわけで、オジサンには賞を挙げないというのも、また共感できるよね。サッカーWカップの審判も、45歳が定年と言うからこれも共感できるわけで、ヒロヒトの息子の勲章とか柔道黒帯びなんてのは、80歳、90歳のよぼよぼが、長生きしてるから受賞できるらしくて、ノーベルの小柴も、長生きしたから受賞できたといっていて、こういうのは無駄飯受賞の気がするが。
 それでロシアのこのフィールズ学者は40歳のひげもじゃオヤジなのだが、普通は40歳など兄ちゃんでもいいと思うが、彼は授賞を拒否したね。キノコ取りが趣味だとかで、騒がれるのは嫌だと。
 世間は皆テレビごときに裸になっても出てみたいという間抜けがとても多いもので、この夏の旅行でも、行ったからには「ミディのロープウェーに乗りたいという」こういう、短絡お上り田舎もんは本当に嫌です。主体性がないわけね。
 勲章などは何ぼのものだと、ビートルズもエリザベス女王の勲章を返還しましたね。あり難いと思うのは、いくら人気があってもおよそ半分くらいが正当で、誰もが欲しくてしょうがないなどは、およそ如何わしいものだと思いますよ。
 しかも40歳にして数学研究から引退するとは、これもいい。あれは潰しの利かない学問で、いまどき理数系でも、ちょっと前は分子生物学あたりが人気でしたが、数学などは、もう不人気学科の最たるものになっています、マイナー学問。そこでの目立たない研究者のこういう自分本位の態度には、大いに共感できるのです。

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