記念日・年中行事
◎憲法記念日
「日本国憲法の施行を記念し、国民の成長を期する」国民の祝日。1947年のこの日、日本国憲
法が施行されたことによる。憲法を巡っては、連合国から押し付けられた憲法だから改憲を望む
声もあれば、平和憲法と高く評価する護憲の立場の人もいて、常に議論されている。この日は、
集会などを開き、それぞれの主張をアピールする。
○そうじの日
神奈川県横浜市に本部を置き、掃除技術についての研究や普及活動を行っている一般財団法
人日本そうじ協会が制定。日付は5と3の語呂合わせの「ゴミ」と「護美」からで、「ゴミを減らすこ
と」と「環境の美しさを守ること」が目的。この日には全国一斉に「おそうじしましょう!」と呼びかけ
る。日本そうじ協会では環境整備の技術力を高め、良い習慣を身につける「掃除道」の普及活動
も行っている。
○ゴミ片付けの日
香川県高松市に本部を置き、一般廃棄物や産業廃棄物の回収、食品リサイクルなどの事業を展
開する株式会社MCSが制定。年末の大掃除から半年近く、1年の折り返しの意味で身の回りを
きれいにしてもらうのが目的。日付は年末にごみを集中して出すよりも、分散して出す方がリサイ
クルの観点から分別がスムーズになることと、5と3で「ゴミ」と読む語呂合わせから。
○ゴミの日
5と3で「ごみ」の語呂合わせ。
○スケートパトロールの日
岐阜県のスケートボードの愛好家グループ「RED SKATE」(レッドスケート)が、スケートボーダー
(スケーター)のマナーの向上、ルールの尊重、地域貢献などを目的とした活動「スケートパトロー
ル」を行っていることから制定。日付はルールを守ることから、憲法記念日の日であり、清掃活動
を行うことから、5と3で「ゴミ」と読めるこの日に。
▲世界報道自由デー(World Press Freedom Day)
1991年、UNESCOの総会決議に基づき、1993年12月の国連総会で制定。国際デーの一
つ。1991年のこの日、ユネスコと国連によってナミビアのヴィントフークで開かれていた「アフリカ
の独立、多元主義的な報道の促進に関するセミナー」で、「アフリカの独立、多元主義的な報道の
促進に関する『ヴィントフーク宣言』」が採択された。
民主主義にとって表現の自由は必要不可欠なものであり、表現の自由に対して抗議行動を起こ
すように世界に呼びかける日。
○のぼりべつ桜まつり(北海道登別市・登別温泉、泉源公園、5月3日~4日)※雨天荒天中止も
泉源公園で伝統の「熊舞)披露。登別のゆるキャラ「登夢[トム]くん」や「湯鬼神[ゆきじん]」たち
と写真を撮ったり、桜茶、温泉卵などの振る舞い(数量限定)もある。
□毘沙門まつり全国泣き相撲大会(岩手県花巻市・三熊野神社、5月3日~5日)
毎年9月19日の例大祭で神事として約300年前から行われている泣き相撲の全国大会が行わ
れる。満1歳の地元の長男が親方に抱かれ、互いに声を掛け合って、先に泣いた方が負けという
ユニークな行事。2014年で27回目を迎え、3日間で800余名の豆力士が参加予定。
○第41回江刺甚句まつり(岩手県奥州市・大通り公園、5月3日~4日)
岩谷堂の火防祭を起源とする祭り。42歳、25歳の厄年に当たる「年祝連[としいわいれん]」の
演舞をはじめ、江刺鹿島踊「百鹿大群舞」、10台の囃子屋台と2000人を超える市民が参加す
る「江刺甚句大パレード」などで賑わう。
○子供騎馬武者行列(岩手県奥州市・水沢区市街地)
駒形神社の例祭として行われる春祭り。前九年、後三年の役を終結した奥羽守府将軍源頼義・
義家父子の武勇の故事にあやかり、子供たちの健やかな成長を祈願したまつり。かわいらしい
稚児行列と鎧冑[よろいかぶと]姿の凛々しい子供騎馬武者の行列が市街地を巡る。
□阿久津八幡神社・春まつり(山形県高畠町・阿久津八幡神社)
本殿に向かう参道の石畳の途中にある舞楽殿にて、倭[やまと]舞が奉納される。巫女が舞い手
となり、気品高く古式ゆかしく舞われる。舞は4曲からなっている。農作業の安全と五穀豊穣の祝
いとして舞う。
○徳良湖まつり(山形県尾花沢市・徳良湖畔、5月3日~5日)
全国花笠マラソン大会やグランドゴルフ大会など開催されるほか、釣り大会や、子供広場ではウ
ォークラリーや親子丸太切り大会などが開催され、桜が満開の徳良湖を思い切り楽しめる。
○白石市民春まつり(宮城県白石市中心市街地)
メインの大パレードでは神明社の神輿渡御を先頭に稚児行列、甲冑行列、太鼓山車などが市内
中心部を練り歩き、白石消防団伝統階子乗り隊の演技も披露。フリーマーケットなども同時開催。
○全日本こけしコンクール(宮城県白石市・文化体育活動センター〈ホワイトキューブ〉、5月3日
~5日)2014年は第56回大会となる。地元、弥治郎系こけしを始め、全国で製作されている伝
統・新型・創作こけし、木地玩具、ろくろ応用製品のコンクール審査、作品の展示、販売が行われ
る。各系統の工人による「実演販売」、こけしを題材とした一般公募による「写真コンクール」、自
分のオリジナルこけしができる「こけし絵付け体験」など多数のイベントがある。
□万人子守地蔵尊例大祭(福島県二本松市・万人[まんにん]子守地蔵尊、5月3日~5日)
子供健やかな成長を願い、本尊の分身である木彫りの子地蔵を親が借り受ける。例大祭では子
地蔵を里帰りさせ、再び借り受ける参拝者でに賑わう。綺麗に着飾った女の子の稚児舞が見物。
○日本一の大凧「春日部の大凧あげ祭り](埼玉県春日部市・江戸川河川敷、5月3日・5日※
両日雨天の場合6日)
1841年出羽の国の僧、浄信が各地巡礼の折、養蚕の豊作占いとして凧あげを伝えたとされて
いる。これがいつの日か男子出生のお祝いとして凧あげが行われるようになった。当時各戸であ
げらた凧が徐々に大きくなり、明治中頃には現在の大きさ、縦15m、横11m、重さ800kgとなっ
たという。
○加須市民平和祭(埼玉県加須[かぞ]市・利根川河川敷緑地公園〈埼玉大橋西側〉、雨天の場
合は翌日に延期)
うどんの町と有名な加須のもう一つの名物が、日本有数の生産量を誇るこいのぼり。これを記念
して作ったのが「ジャンボこいのぼり」。長さは100mもあり、目と口の直径が10mと巨大なもの
。5月3日の「市民平和祭」に。11時30分と13時30分の2回〈天候・条件で異なる)、クレーン車
によって遊泳され、数万の観客が見守る。
○足尾まつり(栃木県日光市足尾町内、※雨天の場合は翌日に延期)
銅山を守る山神社へ奉納する山神祭の伝統を受け継ぐまつり。昭和48(1973)年の銅山閉山
で山神祭も終わりを告げようとしたが、多くの町民の願いにより「山神祭」に代わる「足尾まつり」
が昭和52(1977)年に復活。町内から山車、神輿が賑やかに繰り出す。
□中正寺の火渡り(群馬県上野村・中越地区中正[ちゅうしょう]寺裏山)
中正寺裏山で行われる三笠山の火渡りは、迷いを燃焼し、清浄な体となるため素足で燃える灰
の上を渡る儀式。圧巻の行者の火渡りが終わると、清めを受けた一般の信者が渡る。※天候に
より中止の場合あり。
□平岡鳥見神社の獅子舞(千葉県印西[いんざい]市・平岡鳥見[とりみ]神社)
春の例大祭に、苗代の種まきが終わってから悪魔祓いと豊作を祈願して奉納される。ジジ(親獅
子)とセナ(若獅子)、カカ(雌獅子)の3匹からなるこの舞は「初の切り」「二の切り」「弓越えの舞」
「寝起きの舞」「三角の舞」などで構成されている。
○2014年横浜開港記念みなと祭・第62回ザよこはまパレード(国際仮装行列)
(神奈川県横浜市・山下公園前~伊勢佐木町6丁目、※荒天の場合は5月4日に順延)
横浜の一大イベントとして国際港都市横浜の更なる発展を目指す。パレードを通じて、横浜の未
来を担う子供太刀の夢や希望を育む。
○小田原北條五代祭り(神奈川県小田原市・小田原城址公園とその周辺)
小田原最大の観光イベントで、総勢1800名の武者隊・音楽隊・町衆隊などのパレードが市内を
勇壮に練り歩く。さらに今年は50回記念として様々な催しが行われる。
○つがわ狐の嫁入り行列(新潟県阿賀町麒麟山公園)
年内挙式予定の公募で選ばれたカップルが狐のメークに花嫁、花婿衣装で行列を行う。18時頃
住吉神社を出発し、麒麟山公園までの2kmの幻想的な行列。途中園児たちの子狐の踊りも休憩
所にて踊られる。昼間には狐のメークの体験(大人600円、子供300円)もできる。
○十日町きものまつり(新潟県十日町市・本通り、高田町通り、駅通り)
きもののまち・十日町のイメージを華麗に伝えるきものの祭典。希望者にはきものの貸し出しもあ
る。その他、無料茶席、稚児行列、きものの掘り出し市など町中がきもの一色に彩られる。
○浜松まつり(静岡県浜松市・中田島凧揚げ開場ほか浜松市中心部、5月3日~5日)
中田島凧揚げ会場は初子誕生を祝って揚げられる「初凧」を皮切りに、174か町が入り乱れて勇
壮な「糸切り合戦」が繰り広げられる。10~15時。夕方からは市内中心部で御殿屋台の引き回
しが行われ、お囃子の音に合わせて巡行する屋台は美しくライトアップされ絢爛豪華な彫刻が浮
かび上がる。町衆たちの練りも祭り気分を盛り上げる。更に吹奏楽パレードなど「音楽のまち浜松
」にふさわしいイベントも。
□亀崎潮干祭(愛知県半田市・亀崎地区一帯(神前神社、尾張三社海浜緑地一帯、5月3日~4
日※雨天順延)
300年以上続く神前神社の祭礼で、祭神である神武天皇が海よりこの地に上陸したという伝説
に因み、5輌の山車を潮干の浜へ曳き下ろしたことからこの名がついた。見所は勇壮かつ華麗な
山車5輌の海浜曳き下ろしやからくり人形芸の奉納など。
○佐久鯉まつり(長野県佐久市・千曲川スポーツ交流広場〈佐久橋河川敷〉他、5月3日~5日)
古い歴史を持つ佐久鯉に因んだまつり。4日佐久鯉マラソン大会(駒場公園多目的グランド〉や
鯉供養法要(貞祥寺)、5日には鯉拝領の偽、フリーマーケット、鯉こく無料サービス、ステージイ
ベントなどが催される。
□駒ヶ岳神社例祭(長野県上松町・駒ヶ岳神社里宮)
国の選択無形民俗文化財の太々神楽13座が奉納される。特に4人の天狗が舞う「四神五返拝」
や剣を持って舞う「三剣の舞」は迫力があって有名。
□鍋冠[なべかんむり]まつり(岐阜県米原市・筑摩神社周辺)
筑摩神社の春の祭礼で、米原市無形民俗文化財に指定されている。平安時代からの伝統を持ち
、狩衣姿の少女8人が鍋や釜をかぶり行列に加わることから鍋冠まつりと呼ばれる。
○こいのぼり祭(岐阜県瑞浪[みずなみ]市・市民公園、5月3日~5日)
公園内で市民から寄せられたこいのぼりを揚げ、わくわく縁日広場など家族連れが1日楽しめる
催し物を開催する。
○鳳凰座歌舞伎(岐阜県下呂市・鳳凰座、5月3日~4日)
毎年、御鹿野の日枝神社と熊野神社の祭礼に合わせて素人歌舞伎の上演が行われ、県内外か
ら多くの見物客が訪れている。この歌舞伎は江戸時代中期より、農山村の唯一の娯楽として親し
まれ地芝居は江戸時代の台本とともに県重要無形民俗文化財に指定されている。
○白鳥春まつり(岐阜県郡上市・白鳥[しろとり]町内一円、美濃白鳥駅周辺、5月3日~4日、※
雨天の場合は5日)豪華絢爛な創作みこしや山車が奥美濃白鳥の市街地に繰り出し、様々な催
しが開催される。ステージ発表、フリーマーケット、ポイントカードお楽しみ会、宝暦義民太鼓保存
会による太鼓流しをはじめ、「祝い餅つき太鼓」の実演なども催される。また、3日19時からのみ
こし・山車のパレードは圧巻。
○第38回土岐美濃焼まつり(岐阜県土岐市・織部ヒルズ〈土岐美濃焼卸商業団地〉、5月3日
~5日)日本三大陶器まつりのひとつ。織部ヒルズ各店はもちろん、地元陶器卸商社や窯元など
が100張以上のテントを並べ、破格値で販売。また、クラフトテント市も魅力的。
○越中八尾曳山祭(富山県富山市八尾[やつお]町中心市街地)
6台の曳山を三味線・笛・太鼓の奏でる古式ゆかしい典雅な曳山囃子に合わせて坂の町を曳き
回す。また夜は千余の灯りがともる提灯山車となる。
□井波よいやさ祭り(富山県南砺[なんと]市・井波地域、市街地一円)
井波八幡宮の春季例祭。京都の伏見稲荷の例祭を模したもので、約200年の歴史を持つ。職人
芸の粋を集めて造られた豪華絢爛の大小6基の神輿が列をなし、若衆の「ヨイヤサッ、ヨイヤサッ
」の掛け声も勇ましく町を練り歩く。特に16~18時頃の御旅所中入りと八幡宮宮入りが見所。
○青柏祭[せいはくさい](でか山)(石川県七尾市・大地主神社〈山王神社〉、市内一円、5月3日
~5日)
1473年の青柏祭に曳山を奉納したのが「でか山」の始まりと伝えられる。文献上は1685年
で、神事としての青柏祭は981年、国主源順[みなもとのしたごう]が能登の国祭りと定めた。
大地主[おおとこぬし]神社で行われる能登で最大の祭礼。高さ約12m、幅13m、重さ約20tも
ある山車3台が各々に狭いまちなかを練り歩く。
○第30回大谷川「鯉のぼりフェスティバル」(石川県珠洲[すず]市・大谷[おおたに]川河川
敷、5月3日~4日)
地元の鼓笛隊演奏、食べ物広場、国際交流広場があり、鯉恋結婚式も行われる。
○第106回九谷茶碗まつり(石川県能美市・九谷陶芸村特設会場、5月3日~5日)
年に1度の九谷焼大感謝祭。8時30分~19時30分、5日は8時30分~18時。
□神と紙のまつり(福井県越前市・岡太神社、大瀧神社、和紙の里通り、5月3日~5日)
1500年の歴史を誇る越前和紙。紙の神様を祀る「岡太神社・大瀧神社」の例大祭に合わせて
開催される、和紙にまつわる春のイベント。華やかな万灯で飾りつけされた和紙の里通りでは、
日頃買うことのできない様々な和紙の即売や神輿渡りなどたくさんの企画が催される。
○式部とふじまつり(福井県越前市・紫式部公園、ふるさとを偲ぶ散歩道)
紫式部が一度だけ京を離れて暮らした越前。金色に輝く紫式部の像があり200m以上の藤棚も
もある紫式部公園では紫式部と平安時代に因んだ祭りとして、野点、藤棚フリーマーケット、武生
の語り部による観光案内などが催される。また、十二単の衣装をまとった平安時代行列は平安貴
族が勢揃いといった趣で、その当時が偲ばれる。咲き乱れる白や若紫色の藤の花を愛でながら
寝殿造りの釣殿[つりどの]を設えた庭園で風雅なひとときを満喫することもできる。
○第37回あじまの万葉まつり(福井県越前市・越前の里味真野苑周辺、5月3日~4日)
万葉集ゆかりの地で、越前の里味真野苑を舞台として行われる祭。万葉時代の衣装を着た行列
が町中を練り歩く万葉行列や、万葉大茶会での茶道各流派のお点前披露、野点席では抹茶など
が味わえる。他にも物産販売や家族向けのイベントなども行われる。
○ケントクまつり(滋賀県甲賀市・瀧樹[たき]神社)
7歳から12歳くらいの男の子6人が、鮮やかな衣装を身に着け、太鼓や鉦の囃子で踊る。室町
時代中期から踊られている伝統的なもので、現在国の選択的無形民俗文化財に指定されてい
る。
□流鏑馬神事(京都市左京区・下賀茂神社、13:00~15:30)
葵祭の前儀として行われ、日本最古の馬場で公家装束の射手が的を射る神事。
□狸谷山大般若祈願会(京都市左京区・狸谷山不動院、11:00~)
不動明王の尊前にて護摩を焚き、参拝者全員でゆっくりとお経を唱え祈願する。参拝者には「た
たきお加持」も施される。
□稲荷祭(還幸祭)(京都市伏見区・伏見稲荷大社、16:00~)
4月の神幸祭で南区西九条の御旅所にとどまっていた神輿が、本社の伏見稲荷大社に帰還する
。御輿迎えの行列がお昼に御旅所に向かい、午後には5基の神輿が御旅所を出発。30数台の
供奉列奉賛列が続く。
○市民煎茶の会(京都市中京区・元離宮二条城・清流園、5月3日~5日、10:00~15:00)
1日2流派ずつ、各流派による煎茶席が設けられる。国宝の二の丸御殿、二の丸庭園が鑑賞で
きる。また、展示・収蔵館(入館料別途必要)で公開されている狩野派の襖絵も鑑賞できる。
○大阪城ファミリーフェスティバル(大阪府大阪市中央区・大阪城天守閣前特設ステージ、5月3
日~5日11:00~16:00、※雨天中止)
平成26年は大坂冬の陣から400年、翌27年は「大坂夏の陣」から400年という節目の年を迎
える。大阪城天守閣ではこの両年を「大阪の陣400年イヤーと位置づけ、春・夏・秋・冬の四季
のイベントを通じ、秀吉没後の豊臣家や「大阪の陣」に関することをはじめ、広く歴史や文化に触
れてもらい「歴史の舞台」としての大阪城天守閣を再認識してもらう。
□神幸祭庭苑無料公開(京都市右京区・梅宮大社)
梅宮大社の春季大祭。子供神輿16基、大神輿1基が梅津町内を巡行する。また、かきつばたと
つつじが見頃の庭苑が無料開放される。
○亀岡光秀まつり(京都府亀岡市・旧城下町周辺)
今日の亀岡の基礎を築いた元亀山城主・明智光秀を偲ぶとともに、市民あげての一大祭りとして
開催される。約500名がJR亀山駅周辺を練り歩く武者行列のほか、南郷公園ではかめまるフェ
スタが開催され、フリーマーケットなどの催しが行われる。
□春季胎蔵界結縁灌頂[しゅんきたいぞうかいけちえんかんじょう](和歌山県高野町・高野山金
剛峯寺伽藍・金堂、5月3日~5日)
「結縁灌頂」とは仏様の世界を表す曼荼羅[まんだら]に花を落として、仏様と直々に仏縁を結び
阿闍梨[あじゃり]様から一人ずつ智慧の水を注いでいただく儀式。3日には入壇に先立ち8時よ
り「庭儀結縁灌頂三昧耶会[ていぎかんじょうざんまやかい]」の荘厳な儀式がある。
□大生部兵主神社春の大祭(兵庫県豊岡市・大生部兵主[おおいくべひょうす]神社)
牛の神様として親しまれてきた「天王さん」のまつり。五穀豊穣、進学祈願、家内安全、商売繁盛
を願って多くの人が訪れる。福くじ、神楽「浦安の舞」、福餅まきがある。
□三川権現大祭(兵庫県香美町・三川権現社)
権現大子奉納、柴燈[さいとう]大護摩祈願、弘法大師御夢想の砂灸[すなきゅう]、甘酒の接待、
全国百八十八ヶ寺のお砂踏みが催される。
□御形神社春祭り(兵庫県宍粟[しそう]市・御形[みかた]神社)
神輿3基と子ども神輿3基が総勢180名の渡御行列を組み、神社より踊野[おどりの]までを往
復する。獅子舞の奉納がある(踊野、御形神社にて)。
□直会祭[なおらいさい](島根県松江市・佐太神社境内)
垂任天皇54年に豪壮な社殿を造り、伊弉諾[いざなぎ]、伊弉冉尊[いざなみのみこと]を合祀
し奉った時に、勅使の参向があったことを祈念する。古い武家の作法による杯式があり、次に舞
殿で巫女の舞、地固めの舞、猿田三番舞(矛の舞、幣の舞、榊の舞)、庭上で獅子舞など様々な
神事が執り行われる。また、この祭に合わせ神社の参道では、新鮮な地元産農水産物を販売す
る佐太神社門前市が開催される。
○花湯まつり(島根県三朝町・三朝温泉、5月3日~4日)
お釈迦様の誕生を祝うとともに、その年の豊作と商売繁盛を祈る祭。祭りのメインは「陣所[じんし
ょ]」と呼ばれる大綱引き。全て藤カズラで編まれた長さ約80m、主さ約2tの綱を2本つなぎ、東
西で引き合う。東が勝つと豊作、西が勝つと商売繁盛と伝われている。
○宇部市八十八夜お茶まつり(山口県宇部市・アクトビレッジおの)
茶摘み体験(有料)、新茶の無料試飲、新茶・特産品・野菜・加工品等の販売が行われる。
○宇部新川市まつり〈山口県宇部市・市役所周辺、5月3日~5日)
1798年に川鎮めの神を祀って農具市が立ったのが始まりで、商業の発展を願う人で賑わう伝
統の祭。公開結婚式の「うべ狐の嫁入り行列」、豪華景品が当たる「馬替え抽選会」や「よさこい
フェスタ」、「うべ地産池消ふるさとフェア」のほか、各種イベントが中心市街地で開催される。
○萩・大茶会(山口県萩市・萩城址指月公園、旧厚狭[あさ]毛利家萩屋敷長屋、5月3日~4日)
萩焼とともに古くから市民に親しまれてきた萩の茶の湯文化を紹介するイベント。青葉が薫る毛
利家の居城、萩城址を中心に市内4か所で抹茶の接待を行う。
○丸亀お城まつり(香川県丸亀市・丸亀城周辺、5月3日~4日)
丸亀城天守修復を祝して始まったお城一帯を舞台とした丸亀市最大のまつり。新緑美しい城内
での「お城村イベント」の数々、お堀端を二千人が練り歩く「まんでガンガン大行進」、ご当地グル
メ天国の城下町大物産展、また獅子舞競演など、フィナーレの「丸亀おどり総おどり大会」まで2
日間を家族でたっぷり楽しめる。
○北条鹿島まつり(愛媛県松山市・鹿島公園広場、鹿島海上)
県指定無形民俗文化財に指定されている「櫂練り踊り」が行われる。お供船による見物、獅子舞
、伊予万歳、白鷺太鼓、景品付き餅まきなどがある。
□五社神社祭(高知県東洋町・五社神社、白浜地区、5月3日~4日)3日宵宮、4日本祭
家内安全、海上安全、豊漁を祈願する。昼前に神輿宮出し、そして各氏子を回る。本祭のクライ
マックスには神社前で神輿とだんじりがぶつかり合う。
○仁淀川の紙こいのぼり(高知県いの町波川河原、5月3日~5日)
特産の紙「不織布」を使って思い思いに彩色した紙こいのぼりが清流仁淀川(平成22年度全国
河川水質ランキング第1位)の川面を泳ぐ。平成7年から始まったイベントも年々盛り上がりを見
せ、平成12年には「第4回ふるさとイベント大賞自治大臣表彰」を受賞した。仁淀川ふるさと市な
どさまざまなイベントが同時に開催される。
○土佐一條公家行列「藤祭り」(高知県四万十市・中心市街地及び一條神社周辺)
全関白一條教房[のりふさ]公が応仁の乱の戦火を逃れ、失われた家領を回復させるために14
68年、中村の地に下向してきた行列を再現したもの。行列の参加者は一般公募を行い、毎年
130人ほどの参加者がある。各種イベントも実施される。
□奥の宮薬師神社大祭(薬草祭)(福岡県福津市・宮地嶽神社、奥の宮薬師神社)
10時から祭典を斎行し、無常息災、病気平癒を祈念する。身体の悪い所の名称を書いた祈願紙
をお供えし、病の場所をなでながらお参りする独特の参拝がある。当日は薬草茶、よもぎ蒸しパ
ンなど約1000人分が用意され、無料接待が行われる。
□沖端水天宮祭(福岡県柳川市沖端付近、水天宮付近、5月3日~5月5日)
神社横の掘割に舟舞台が浮かべられ、囃子や芝居が奉納される。両岸には露天商が立ち並び、
水難事故から子供を守る願いを込めて、子供連れの参拝客で賑わう。
○第34回冷水岳春まつり(長崎県佐世保市・西海国立公園冷水岳園地、10時~15時、雨天
決行。強風、雷雨の場合、変更有り)
お魚つかみ取り、活魚抽選会、マリンスタンプ抽選会、地元水産品の格安販売、フリーマーケット
出店のほか、ステージイベントなど盛りだくさんの行事を予定。
○日本百名城人吉お城まつり(熊本県人吉市・人吉ふるさと歴史の広場、九日町通り一帯、5月
3日~4日)
日本百名城の一つとして知られる「人吉城跡」をメイン会場にしてのお祭り。城跡での鎧武者の
行列「武者行列」や流鏑馬の他、商店街を神輿が練り歩き、郷土芸能の「球磨の六調子」などを
老若男女問わずに踊り競う『城下町フェスティバル』が開催される。
○第40回那覇ハーリー(沖縄県那覇市・那覇港新港埠頭、5月3日~5日)
約600年前の琉球王朝時代に中国から伝わった爬竜船[はりゅうせん]競漕がルーツといわれ
る。中学生ハーリー、職域ハーリー、県内ミュージシャンライブ、花火による音と光のファンタジー
が行われる。
○第25回奥山原鯉のぼり祭り(沖縄県国頭村[にがみそん]・奥ヤンバルの里河川公園、5月
3日~5日)
子供たちの健やかな成長と交通安全を祈って始まった祭り。期間中は食べ物や地元の野菜など
の屋台が並び、特設ステージではロックから民謡まで様々なイベントが催される。鯉のぼりが見ら
れるのは4月29日~5月6日まで。
カザグルマ(風車)
【花言葉】「心の美しさ」「旅人の喜び」
【概要】
カザグルマ(風車、学名:Clematis patens)はキンポウゲ科センニンソウ(クレマチス)属の落葉
性蔓性多年草。日本原産で本州の秋田県~九州北部、四国、朝鮮半島、東アジアに分布。林の
縁などで樹木に絡まって生える。カザグルマ(風車)は、風が吹くと回る玩具の「風車」に似た花を
つけることから名付けられた。属名のClematisは、ギリシア語の「clema(若枝)」の縮小形であ
る。長い柔らかい枝でよじ登ることから名付けられた。種小名のpatensは「立ち上がるようにつ
く」という意味である。シーボルトによってヨーロッパに伝えられ、園芸品種の多くで母種になって
いる。
【特徴】
蔓の長さ2~5m、茎は褐色で木質化する。葉は長さ3~10cmの小葉3~5枚からなる羽状復
葉で対生する。小葉は卵形で、縁に鋸歯はない。葉の柄は長く、周囲のものに巻き付く。
5~6月に短い若枝の先に、花茎10~15cmもある白色または淡紫色の花を単生させる。花は
上向きに咲き、紫色のたくさんの雄蕊に特徴がある。花びらのように見えるのは萼片で8枚ある。
花の後にできる実は痩果である。実には羽毛状の花柱があり、これが毛鞠状になる。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/40/Clematis_patens_1.JPG
・8枚の萼の花
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/58/Clematis_patens_in_Imo
_Wetland_2011-05-14.jpg
・若い痩果
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/1/10/Clematis_patens_fruits.J
PG
テッセン(鉄線)Asian virginsbower
【花言葉】「高潔」
【概要】
テッセン(鉄線、学名:Clematis florida)はキンポウゲ科センニンソウ(クレマチス)属の蔓性多
年草。中国原産で、日本へは寛文年間(1661~1673)に渡来した。ヨーロッパには1776年に
紹介された。鉄線葛、鉄線連とも呼ばれる。鉄線は、蔓が鉄線のように強いことが名の由来であ
る。種小名のfloridaは「花の多い」という意味である。
【特徴】
蔓の長さ1~2m、 花は白色で4cm程の萼片が6つある。園芸品種がほとんどであり、花色は赤
、ピンク、紅紫色、黄色など多彩な色が生まれている。
テッセンとカザグルマの2品種とヨーロッパ原産の品種の交配によってクレマチスと呼ばれる様々
な園芸品種が作られた。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4b/Clematis_florida_%27Sie
boldii%27_001.JPG
http://livedoor.blogimg.jp/tenshofu/imgs/2/c/2c98408f.JPG